ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

マンディの子犬たち

マンディは2009年11月14日に、ロンドンの自宅で、子犬を9匹産みました。
出産は順調に終わり、9匹の子犬たちはその後も健康に育ってくれました。
マンディは誰に教わったわけでもないのに、しっかり母親業をこなしました。
ミルクを与え、排泄の世話まで、献身的に世話をしました。
ブラックが2匹、レバーが7匹。レバーのうちの1匹が、家に残ったステラ。ピンクのリボンをつけていました。

犬って、人間とアイ・コンタクトができる唯一の動物だと聞きましたが、もう目が開いたとたんにそれができるんですね。
犬より知能が高いとされる猿でさえ、人間とはほとんど目を合わせないそうです。人間と犬との長い歴史を感じます。

子犬たちはご飯のときは大騒ぎでしたが、臭いや視覚だけではなく、聴覚でもご飯の時間であることを鋭く察していました。
ご飯を入れる大きなボールはアルミニウム製でしたが、軽く触っただけで音が出ました。
ご飯のときではなくても、たまたまこのボールに触ろうものなら、もう大変、そのかすかな音に反応し、皆すごい勢いで突進してきました。

ステラは、最後の子が新しいお家に行った日の夜は、独りぼっちになり、悲しくて泣き続けていました。
H(夫)は怠け者ですから、翌日は私ががんばって産箱を片付けて、ステラ用のケージを用意し、母犬のマンディを同じ部屋に寝かせました。
ステラはその日から泣かないで寝ることができ、ほっとしました。

子犬を迎えに来た新しい飼い主さんたちは、みなさん、とてもうれしそうでした。やっぱりブリードをしてよかったと思った瞬間でした。