ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

迷子になったマン&ステと、ノーテンキなH!

今日はHの希望もあり、彼が一人でマン&ステを散歩に連れて行きました。
車に乗せる時、いつも、大丈夫かな〜、と言う不安が頭をよぎります(彼のハンドリングを信頼していないんですね、実は)。
散歩に出て1時間以上経ったとき、電話が鳴り、見知らぬ男性の声で、「オタクではラブラドールを2匹飼っていますか?」と聞かれました。
???と思い、フラットですけど、何か?と答えたら、「実はさっきからこの辺で、飼い主と、はぐれたらしい犬が2匹、うろうろしているんです。それでタグの電話番号にかけてみました。」と言われ、びっくり仰天。
「夫が連れて出たんですが、きっとはぐれたんでしょうね。」
と言ったら、「今すぐ彼の携帯に電話して、○○○にいると伝えてください。」と。
ところが、あのノーテンキなHさん、しょっちゅうあることなんだけど、金曜日に携帯を会社に忘れて帰宅してしまったのです。
ホント、2週間に1回は忘れています。なんなんでしょうね、これって???理解できません。
で、彼が今日は携帯を持っていないことを告げると、その親切な人は、ハリーの背格好、服装を聞き、しばらく見ててあげる、と言ってくれました。
それから20分以上たって、そのノーテンキなHさんから家に、パニクッた電話が。
マン&ステが何処にいるか教えたんだけど、それから30分以上経っても何の連絡もない。
心配はつのってきます。最悪のケースは犬が車に轢かれてしまうこと。
さっきの人に電話しようと思ったんだけど、さすがHの妻の私、電話番号や名前を聴くのを忘れた!
それで、いろいろ考えているより、これは私も行った方がいいかも思い、車はもちろんないので、リードを2本片手に、タクシーでその場所まで行きました。
そこには、カフェ、駐車場と公園で唯一の案内係りがあり、とりあえず、案内係に行ってみました。
年配のスタッフが男女1名ずついて、私が事情を説明すると、ああ、「それはHって名前の人?彼なら一度ここに来て、うちの電話から誰かに電話をかけて、また探しに行き、それから犬が見つかったって報告に来たよ。犬は元気だったから安心して。もうとっくに帰りました。」と言われ、気が抜けました。
思わず、その2人に、彼が私に犬が見つかったと知らせなかったから、心配になってここまで来た事を言うと、女性の方が、「まあ、まず落ち着いて座りなさい、男はみんな役立たずよね、なぜあなたに電話しなかったのかしら。」と言うので、私も、「ホントにHの考えていることは分からない、いつもこうだから頭に来る!」と言ってしまいました。
そしてそこから家に電話し、暢気に電話に出たHにすぐに車で迎えに来るように言いました。
一部始終を聞いていた、その係りの女の人は、「でもね、彼はとても心配して泣きそうだったし(恥ずかし〜!)、気の毒だったわよ。あまり怒らないで上げてね。」と言いました。
それにしても、私が心配しているであろうことを考慮せず、電話もしてこないHの無神経ぶり、全く理解できないし、許せません!
Hは、携帯を持っていなかったし、何度も案内係りの電話を借りるのは気がひけた、と言い訳するのですが、家で待っている私の身にもなってよ!と当然言いたくなりませんか?
これだから、信用できないんですよね。
どうやってはぐれたのか聞いたら、犬が立ち入り禁止のエリアにいつの間にか入り込んでいたらしく、気が付かなかった、そうです。Thank you so much!!!
ところで、家に電話をくれた親切な男性、名前や連絡先を聞かなかったし、ハリーが現場に到着したときには誰もいなかったらしいので、お礼も言わずじまいになってしまいましたが、私との会話の途中で、「あなたのご主人も日本人ですか?」と聞いたんです。
いいえ、イギリス人、と答えてから、「どうして私が日本人って分かったんですか?」と聞いたら、「日本人のアクセントに慣れているんです。」と。
きっと出張で日本に行っている人なんでしょうね、普通は日本人のアクセントなんて、誰も分からないから。
私のアクセント、どれくらい、日本人らしかったか、聞いてみたかったです。
そんなこと聞かれても困るだろうけど。

全く散々な一日でした。とりあえず、マン&ステが無事でよかったです。