ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

トライシクルで犬のお散歩

ケイトさんは、スタンダードプードルのパブロ君と、その娘でラブラドゥードル(ラブラドール1/4、プードル3/4)のメガンちゃんを飼っている。
公園では、いつも大型の三輪車に乗って犬を散歩させている。
1匹は長いリードで三輪車に繋ぎ、1匹はフリー。
2匹一緒にフリーにすると、2匹で共謀して何処か遠くに行ってしまうことがあるからだそうだ。
ケイトさんはまだ60歳前後だと思うが、足が不自由なため、私たちのように普通に歩いて散歩させることができない。
マンディが子犬のころに公園で出会ったのだけど、そのころは、まだ三輪車ではなく、何とか杖で少しずつ歩いていた。
が、なにしろ、元気な大型犬2匹、フリーにしたらゆっくり歩調を合わせて歩いてくれるはずがない。
それで、時々犬を見失ってしまうときがあった。
三輪車にしてからは、お散歩が楽になったようだ。
最初のころは特に、足が悪いのに大型犬を2匹も飼うなんて、大変だろうな、と思っていた。
娘さんや息子さんはもう結婚して独立していて、一人暮らし、自宅で音楽の個人教授をされているとのこと。
明るくてお話好きの人だが、パブロとメガンの話しになると、ますます楽しそうに話す。
昔からずっと犬を飼っている生活をしてきたので、足が不自由になっても、やっぱり犬のいない生活は考えられないのかもしれない。
そうやって長年犬と暮らしてきた経験は財産なんだろうし、犬の世話をするのも張り合いになっているんでしょう。
出会ったころは、子犬のマンディにてこずっていた私に、いろいろとアドバイスをして頂いた。
ちなみに、パブロ君はとっても優しいジェントルマンで上品、ご飯もがっついて食べたりしないのに、その娘のメガンは気が強くて、しかもとんでもない食いしん坊らしい。
この間会った時に、「ステラが泳げなくて困る」、と言ったら、「ライフジャケットを付けたら」、と言われた。
でも、「イギリスじゃ、レトリーバーにそんなもの着せている人いないし、ちょっと恥ずかしい」と答えると、「そんな、他人にどう思われようと関係ないわよ、みんなほかの人のことをとやかく言うよりも自分の抱えている問題を心配してればいいんだから」と返ってきた。
写真はお散歩中のサンニンです。





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