ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

ステラが、ついに、泳いでいる!?

あれっ!ステラが泳いでいる!!
 いつの間に練習したんだろう!?
 もう深いところも大丈夫!?
 ..???、なんだか急に大きくなったような.....
えっ!ステラがフタリ!!
な、訳はありませんよね。
しっかり泳いだ巨体は、ステラの兄弟、チェスター(Chester)でした。
遊びに来たのかな?
いえいえ、家に戻ってきてしまいました。


先々週の火曜日、チェスターの飼い主さんから連絡があった。
家庭の事情でこれ以上チェスターを飼う事ができなくなったため、新しい飼い主さんを探してもらえませんか、というお願いだった。
その家庭は、8家庭の飼い主さんのうち、実は一番気になっていたお宅だった。
連絡をしても、他のお宅の様に、すぐにメールを返してくれたり、写真を送ったりしてくれることがほとんどなく、ずっと、引っかかっていた。
今回ようやくメールに添付して送ってくれた写真を見て、驚いた。
大きすぎる!というか、太りすぎ。
あまりあちこち移動するのは本犬のためによくないと思い、しばらくそこで預かってもらいながら、新しいお家探しをしようと思っていたのだが、すぐに引き取りたい、と申し出たら、すぐさま、そうしてもらえるとありがたい、と返事が来た。
飼えなくなった理由は、ご主人の収入が不景気で削減されたため、3人の小さい子供の世話をしながら専業主婦をしていた奥さんが、フルタイムの仕事をすることにしたから、というもの。
それだけではないとは思うが。


チェスターは先週の日曜日に帰ってきた。
飼い主さん夫婦は、やはり別れとなると悲しかったのか、ちょっと泣きそうな顔をしながら帰って行ったが、チェスターを見て、一瞬、泣きたくなったのはこっちだった。
東日本大震災が起こった日から2日もたっていなくて、気が弱くなっていたこともあるが、チェスターはフラットコートと言うよりは、まるで、アシカか熊!!
こんなに太っているフラットを見たことがない。
まだ16ヶ月なのに、貫禄が付きすぎていて、5歳くらいには見える。
とにかく、帰ってきてよかった、今度は絶対にいいお家を探すから、許してね、と言ってみたが、本犬は、ぽかんとしていた。
飼い主さんの話を聴いてみると、どうやら、2人とも腰を傷めたとかで、最近はほとんど散歩に連れて行っていなかったようだ!!
しかも、持ってきたフードが、とても品質の悪いもの。たんぱく質7%、と書いてある。
子犬たちが巣立つときに、あれだけ口をすっぱくして、フードはいいものを選ぶように言ったのに、すっかり忘れてしまったらしい....。
このご夫婦は、普通によくいるいい人たちと言う感じだったが、いい人だからと言って、いい飼い主になれるとは限らない、と、今回、肝に銘じた。


飼い主さんが持ってきたベッドは小さすぎたので、翌日あわてて買ったベッドで寝ているチェスター。
 
顔も大きい僕です!よろしく。




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