ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

ガンドック・トレーニング4日目

昨日の土曜日は、ガンドッグ・トレーニングの日。
今回は、スパニエルのマイキー君とハンドラーのアンディさん、そして私たちだけ。
私がマンディ、Hがステラを担当。


さて、スリップリードを使っての、HEEL、SITなどは、みな大体よくできるようになった。
下を向きそうになったら、「Head's Up」と言って、チェックを入れる。
マイキー君は、スパニエルだから、私たちレトリーバー組とちょっと違ったこともする。
私たちは、相変わらず、リコールの練習。
マンディはWAITはできるのだが、COMEと言っても、最初はこっちに向かうものの、すぐに方向を変えてあちこちをクンクンし始める。
時々、私から離れて伏せをし、何ナノ?ととぼけた顔をこっちを見たりしている。分かっていてわざとやらないのは歴然。
Iさんの怒りをかうが気にしていない。
やがて、Iさんの叱咤激励があり、私も必死で呼んだり走ったりして、マンディはよくやく戻ってきた。
戻って来ても、時間がかかりすぎる。
ところが、Iさんが、ウサギの毛で包まれたボールをポケットから出したとたん、マンディがスイッチ・オン!
それを借りて呼び戻せば、簡単に戻ってくる。
やれやれ。早速ネットで注文しようと思う。
でも、本当はそれがなくてもさっさと戻ってこなくてはならないのだ。
Iさんいわく、マンディはダミーなどに対してとても強い執着心がある、これはいいことなのよ、と。
で、私が、「確かに執着心は強いけど、その代わり、戻ってきて渡そうとしないのが困る」と言うと、「それはあなたがそうさせているのよ」と、Iさん。
渡すようにするにはどうすればいいのか、教えてほしいんだけど、それについては何もなし。
結局、私にリーダーシップがあれば、マンディもすんなり渡す、と言うことなんでしょうね。


さて、ステラのリコール。
マンディのだらけた姿をみているせいか、それをまねして、クンクンしたりして、やっぱりすぐにはHの元には行かない。
Iさんいわく、「あなたたちの犬が元々悪いわけじゃない、ちゃんとしつけがされていないから、こうなってしまったのよ。
特にステラの場合は、ちゃんとしつけたら、もう、瞬く間に上達します!」
やっぱり、素人の私たちでも気が付くくらいだから、ステラは元々才能があるんだと納得(笑)。
その後、何度かリコールの練習をして、最後には、ちゃんとパーフェクトにできた。まっすぐに、Hのもとへ走っていった。
アンディさんが最初に拍手をしてくれて、私もIさんもそれに習って拍手をした。
初めてちゃんと誉められたHでした。
その前には、もちろん、サンザン叱咤されましたけど。


さらに、Iさん、「この母娘は一緒にトレーニングさせない方がいい、最初の45分と後半の45分に分けて、一組ずつの方がいい。片方がやっている間、もう片方は見えないところで、自習をしなさい」と言うことらしいです。


Iさんは最後に、「今日はいつもよりもよくできた、ちょっとしたブレイクスルーです。」と言ってくれた。
ただ、「もっともっと練習する必要がある、犬の訓練は生半可な気持ちじゃできないのよ。このままではダメだから、日曜日もやってみない?」と聞かれた。
ちょっと、片道1時間以上の道のりを週末2日とも通う気にはなれない。
それに、Iさんは、とても熱心で優れたハンドラーだとは思うが、教えるときには説明が足りないことが多い。
しかも、結論だけではなく、考えている過程で思いついたことを、そのままポンポン口に出してしまうため、後で、???となることがときどきある。


それにしても、Hのすごいところは、打たれ強い、というのか、いくらボロクソにいわれても、あまり落ち込んだりしないところ。
やっぱり、日常生活で慣れているからなのか???


ところで、数日前に、Hと私はマンディに関してある決め事をした。
それは、あまりマンディのことをちやほや可愛がり過ぎないこと。
マンディがなぜ、ちゃんと戻ってこないのか、それは、普段から私たちがマンディをちやほやしすぎるからではないか、ということになった。
例えば、戻ってきたときだけ特別に誉めるようにすれば、よく戻って来るようになるのではないかと。
それで一昨日から、誉めたり撫でたりしすぎないようにしていたのだけど、マンディさん、なんだか気分が落ち込んだ様子をしている。
でも、仕方がない、このままこれを少し続けてみます。


ガンドッグ・トレーニングとは言っても、なんだか、いまのところ、普通のシツケを厳しくしたような程度ですが、基本の基本が一番大事らしい。
さらに、トリート(おやつ)を使わないシツケにも惹かれるものがあります。
なにしろ、オヤツ漬けにして、今のマンディがあるわけで。
マンディやステラに尊敬される飼い主になるためにも(笑)、続けます。


さて、土曜日の夜中に時計の針が1時間進み、夏時間が始まった。
日本との時差は8時間になります。




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