ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

貧しいペットのための病院を!

正確には、貧しいペットではなく、獣医療費が払えない人に飼われているペット、と言うべきかもしれません。
イギリスには、動物保護に限らず、いろいろなチャリティ団体がありますが、PDSAもそのうちのひとつ。
PDSAとは、The People's Dispensary for Sick Animals の略。
Dispensary とは、医務室と言う意味です。
この団体は、低所得者(もちろん基準があります)のペットに無料で獣医療をあたえることを目的としているそうです。
詳しいことは、犬を感じるブログメディア dog actually のなかの、新木美絵さんの記事に分かりやすく説明されています。
政府や宝くじからの補助はなく、主に寄付金とチャリティショップの売り上げなどで、イギリス全土にある43の病院の運営その他をまかなっているようです。


その団体から、数日前に、わたし宛てに、一通の封書が届きました。
封筒に赤文字で、今すぐ開封してください、これはこの受取人だけに権利があるものです、などと、ギョウギョウしく書かれています。
なんだかあやしい、と思いながら開封すると、こんな手紙と書類が入っていました。



なんでも、早急に動物病院を3つ新設したいんだけど、資金が足りないので、寄付を募っているようです。
普通にお願いしても、忘れられてしまいそうだから、今回は特別に懸賞付きにしたとのこと。
しかも、もう、私に断りもなく勝手に懸賞にエントリーしたと言うのです。
当たった人は、豪華な地中海クルーズの旅、または現金2500ポンド(今は円高なので日本円にして35万円弱相当ですが、私の感覚では50万円くらい)のうちのひとつを選べるのだそう。
応募する前に、どちらかを選択します。
寄付の金額は、15ポンドが目安だそうですが、もちろん、いくらでもいいようです。


なんだか、ちょっと、そこまでするか?と思ったのですが、でも、時間が経つにつれて、それだけ切実なのかも、と思ってきました。
そこまでしても、注意を引きたいんですね。
目標は600万ポンド。それからしたら、懸賞金の2500ポンドくらい、なんでもないわけです。
このご褒美につられて、みんなが寄付したら、動物病院が建つんですからね。


というわけで、考え直して、わたしも15ポンドの小切手を送ることにしました。



当たるわけないけど、マンステがいるからクルーズはできないので、一応、現金を選んでおきました。
決してお金に目がくらんだのではありませんよ、病気や怪我をした動物には必ず治療を受けてほしいからです。
念のため(笑)。


ステラ:ワタシはクルーズっていうのがよかったのに.....。

K(管理人):だから、当たらないって言ってるのに.....。


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