ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

パピー・ミルから救出された、トイ・プードルたち

今日は風が強かったし、気温も低かったので、体感温度はかなり低かったです。
しっかり帽子をかぶって公園に行きました。


ステラのシッポを見てください。風が強いのが分かります。



さて、お散歩の途中でのこと。
グレーのトイ・プードル2頭を連れている女性に会いました。
彼女は時々見かけるドッグウォーカーさんですが、いつもはもっとたくさんお散歩させているので、最初は彼女だと気がつきませんでした。
なんでも、彼女が連れている小さなプードルちゃんたちは、パピー・ミル(犬の大量繁殖場)から助け出されたばかりで、彼女は1週間ほど前から一時預かり(フォスター)しているんだそうです。
ところが、片方の仔の胸が大きめなので、もしかしてお腹に子犬がいるのでは、と心配しているとのこと。
わたしは、「なんとも言えないけど、ステラもヒートの後は少し胸が大きくなったりするので、必ずしも妊娠しているとは限らないのでは。」と言いました。


イギリスにも、数は少ないとはいえ、やっぱりパピー・ミルがあるんですよね。
または、この女性はアイルランド人のようなので、もしかしたらアイルランドから引き取ったのかもしれません。
アイルランドにはあくどい繁殖人が少なからずいて、子犬をイギリスで売ったりしているようなんです。


彼女はその仔に「もう、これ以上、子犬はいらないよね。いままで、たくさん産まされてきたんだものね。」と言います。
私がのぞきこむと、その仔はちょっとさがって、でも元気よくワンワン吠えました。
「この仔は、だいぶ自信が付いてきたのよ。最初はだっこもできなかったの。」とのこと。
ところが、もうヒトリの仔は、じっと下を向いて固まっていて、オドオドと恐がっている様子。
「この仔は、元気になるまでもう少し時間がかかりそう。まだ、だっこもさせてくれないの。」
かなり、辛い目にあってきたんでしょうね...。ニンゲンの顔をまともに見れないし、もちろんマン&ステにも近寄ろうとはしません。
お散歩や遊びはなし、一日中檻に入れられ、優しい言葉もかけられず、安いエサを与えられ、ヒートのたびに産まされる.....。
そんな目にあったら、ニンゲンを信用しようなんて気持ちにはなかなかなれないのが当然です。


早く元気になって一生大事にしてくれるお家に行けるといいですね、と話していたら、なんということ!
突然、どこからともなくブリッタニー・スパニエルのパワーがあり余っている子犬が突進して来て、元気があるほうのトイプーちゃんにぶつかり、トイプーちゃんはそのまま1回転してその場に固まってしまいました。
いままであまり他の犬と遊んだ経験がないだけに、何が起こったのかわからない様子で、おびえています。
フォスターの女性はトイプーちゃんを抱きかかえ、スパニエルの飼い主さんたちに一時預かり(フォスター)していることを説明。
しばらくして、皆それぞれの方向に歩き出しました。
ちょっと歩いてから振り返ってみたら、ひっくり返ってしまったトイプーちゃんは、また元気よく走り出していました。


これから寒さ本番だと言うのに、マンディはこの1ヶ月ほどで、毛がだいぶ抜けてしまいました。
夏にはふさふさだったのに、今は薄くなっています。どうして、マンディ?



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