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ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

格差社会もここまでくると...

イギリス

このブログの趣旨とはかなりずれるんですが、ひとこと。


いまさら言うまでもなく世界的な大不況で、ご存知のようにヨーロッパでもユーロは大変なことになっています。
イギリスも保守党になってから、財政引き締めがきびしくなって、失業者の数がはね上がりました。
このようなご時勢なのに、このようなニュースが!国民は当然、怒っています。


業績不振のため国営化されたロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)のボスのボーナスが、なんと100万ポンド(1億2千万円)だというのです。
今は円高ポンド安なので、1億2千万円に換算されますが、ちょっと前だったら、2億円ですよ!
国営銀行ですからね、このボーナスは、国民の税金から支払われるわけですよ。この人ひとりのために。
また、銀行の経営建て直しのために、かなりの人員削減があったはず。この人ひとりのためのボーナスで、何人の人がクビを免れたでしょうか?
この人、このボーナス以外に年収は、120万ポンド。
ちなみに昨年のボーナスは、(ボーナスだけですよ!)200万ポンド。
いったい、どうしてこのようなことが、おこるんですか???
ボーナスの受け取りを辞退してほしい!!
だいたい、低賃金でもしっかり働いているほかの公務員の仕事は、この人の何億分の一の価値しかないんでしょうか?


お偉い方々の言い訳としては、正当な(?)報酬を支払わなければ、優秀な人材が他の銀行や海外に流出してしまうからなんだそうです。
あ、そうですか、勝手に、香港にでも、シンガポールにでも、行ってください、と言いたくなりますね。


日本も格差社会になってきたとはいいますが、イギリスに比べたら、ぜーんぜんです。
イギリスの貧富の差って、もう、すごいですよ〜。
覚えている方も多いと思いますが、昨年の夏にロンドンを中心にイギリス各地で暴動、強奪などがおきました。
イギリスには、トンでもない無学文盲の貧乏な人たちが、どーっさりいます。仕事がない、未来が全くない若者たち。
そういう若者たちは、だいたい、ぼろぼろのすさんだ公営住宅に住んでいて、親がまともに働いている姿を見たころがない、って言っています。
親は万年失業者で、働く気なんて最初からない。たいていヤク中アル中。チンピラ。
それを見て育ったら、子供だって、そうなりがちなのは当然ですよね。悪の連鎖っていうか。
一方、シティ(ロンドン金融街)の投資銀行に勤めているた”エリート”さんたちは、信じられないほどの高収入。
いまでこそ、RBSのボスのボーナスがこんなニュースになっていますが、好景気のころなんて、ボーナスが100万ポンド以上の人がシティには何百人もいるっていってましたからね。
暴動を正当化はできませんが、こんな大きな格差が無ければ、暴動は起きなかったことかもしれません。
日本の治安がいいのは、やっぱり貧富の差が少ない社会だからだろうと思います。


でも、そんなに悲観することばかりでもないんです。
昨年秋から問題になっていた、セント・ポール大聖堂の閉鎖。
経済的な格差に抗議するデモ参加者が、大聖堂周辺でキャンプを張ったことが原因なんですね。
やっぱり、このままゃいけないって思い悩み、抗議したい人たちがいる、これに、なんだか救われた気分がするのはわたしだけでしょうか?
権力と富を得るために、他人を押しのけてのし上がりたい、自分と自分の家族さえよければいい、自分たちだけゼイタクがしたい、マネーマネーマネー、と言う若者だけではない、と思うと、ちょっとホッとする気分です。


ステラ:わたしには、なんのことだか、さっぱり分かりません。zzzzzzz....。



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