ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

シエナちゃんが、ワッ!

金曜日の午後は乗馬スクールへ。
事務所の前まで行くと、ドアのところに茶色い犬。ア〜ッ!フラットだ!
しっぽブンブンでご挨拶してくるので、さんざんなでて、ドアを開けたら、今度はフラットがさらに3頭、わたしに突進してきて、わらわら、フラットまみれ。
初めて会ったとは思えないほど人なつっこいのはさすがフラット、交代でわたしの脚の間に頭を入れて、じっとしている。けど、しっぽだけブンブン(笑)。
今日はここのオーナーのJさんがデスクに座っていたんだけど、彼女がこのフラット軍団の飼い主で、ブリーダーでもあることが判明。
うちにも2頭いることを話すと、Jさんも興味を持ってくれて、話がもりあがった。
彼女は、ガンドッグ・トレーニングの競技会などにも参加しているらしい。
わたしが2歳になるコを訓練したいんだけど、遅すぎないか聞いたら、彼女も2歳から始めたコがいて、よくやっているとのこと。
ニコニコして明るいJさん、毎日大好きな馬に関わる仕事をし、しかも職場には自分の犬と猫をはべらせている。とてもラッキーな人ですよね。
それにしても、前に書いたけど、この近くにあるもうひとつの大きい方のスクールのオーナーさんも、フラットを飼っている。なにか、縁があるのかな〜。


さて、レッスン。3回目。
いつものインストラクターのCさんとシエナ(馬)ちゃん。
今日も皮のハンドルがサドルに付けてあるけど、なるべくそれを握りしめないで、軽く持つようにしてみて、とのこと。
うん、先週ほど頼らなくてもいい感じ。でも、ナイと困りますデス。


前回は座ったままのトロットだったが、今回はRising Trot。
トロット(速足)しながら、馬のリズムに合わせて、オシリをサドルから浮かせて下ろすようなんだけど、いや、やってみようとすると、このリズムに乗るのが難しい。
まあ、そんなすぐにできるわけはないとは思っていたけど、それにしても、わたしは言いたくないけど、の・ろ・い。
Cさんが、アップ/ダウン、アップ/ダウン、と掛け声をかけてくれるけど、追いつかない...。
ところが、「あの〜、わたしはのろいので、このリズムについて行けない....」と言ったとたん、突然、何かの拍子で体が上手く動いた!
すかさずCさんが、「ほら、いまできたわよ!できる、できる」とうれしそうなんだけど、たまたまそうなっただけで、できた実感ナシ。
もちろん、その後もう、できない。ヒ〜。
ただ、こうやって、たまたまできる回数が増えていけば、だんだん身につくものなのかも?


ところで今回は、ちょっとした事件が。
これをやるときには、皮のハンドルを持つよりも、サドルの盛り上がっている部分をつかんだ方がやりやすいと言われ、そうしていたときに、急にシエナちゃんがガクンと腰を落としかとおもうと、暴走しそうになった!
暴走は大げさだけど、近くで何か変な音がしたらしく、それに驚いたらしいんですね。
例えばニンゲンだったら、暗闇を歩いている時に、ふっと後ろから肩をたたかれたら、ワッと驚いて振り向くけど、多分、シエナちゃんにしたらそんな感じだったのかも。
実際には2、3秒走っただけで、Cさんがすぐに止めてくれたし、ちょうどサドルをつかんでいたので、かなり焦ったけど大丈夫でした。
で、気を取り直してもう一度歩き始めたら、5分後くらいに、また、同じことが。
Cさんが言うには、シエナちゃんは音に敏感な方なんだけど、寒いときにはますますビクッとすることがあるそう。
馬は生き物だし、そういうこともあるよね、シエナちゃん。でも、貸し作ったからね、と言っても、もう忘れているだろうけど。
Cさんはわたしが気分的に大丈夫か心配していたけど、実は、一瞬だけど速く走った時の感覚が味わえたような気がした。



レッスン終了後、支払いと次の予約のために事務所でひとりでマネージャーの女の子を待っていたとき、ふと、デスクの上のベッドで丸くなっている猫に目が行った。
向こう側に黒いコ、こっちにはきれいなグレーで首の周りに白いスカーフを巻いているかのような模様のあるコが。
グレーちゃんを撫でようとしてみたら、かなりご機嫌斜めになってしまった〜。
黒いコの方は愛嬌がありそう。


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