ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

決めるのは、ネバダちゃんではなくて、わたし。

先週の乗馬(またまた、長いです)。
火曜日、かなり冷え込んでいました。
Cさんとクッキーちゃん。


クッキーちゃんは歩くのは、スタスタと歩いてくれるけど、トロットをなかなか始めてくれない。
あ〜、またか...。
で、Cさんが、長〜いムチを手にすると、ちゃっかりと、始めます。
わたしだけの指示で始めさせないといけないんですけどね〜、ホントは。


そして、いったん、トロットを始めたからといって、安心はできないんですね。
今度は、だんだん速くなっていく....。
もともと、かなり跳ねる子なので、それが速くなると、うあ〜、腰を浮かす暇もなく、結果的にシッティング・トロットに。
「ライズし続けて!」と、言われて、そうしようとするんですが。
スピードを緩めようと、つい、手綱を引いちゃうんだけど、そうすると、ますます急いでしまうクッキーちゃん。
目が泳いでいるし??
Cさん「手綱を引いちゃダメ。
かえってスピードが出てるでしょう?
クッキーは、あなたに反抗して、速くなってるんじゃないのよ。」
え??
「クッキーは、手綱を引っ張られるのがイヤで、あなたから逃げようとして、スピードを出しているんです。」
え〜っ!!
そうなんですか!?
確かに、クッキーちゃんの目を見ると、ネバダちゃんが歩かないときのような、あのちょっとふてぶてしい目つきではなく、すこしオドオドした感じ。
「スピードを落としたいときには、上体を後ろに倒して、コブシを握って(手綱を引っ張らない)。」


それで、コブシを少しぎゅっと握ってみたら、あらら、本当にゆっくりになりました。
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(以下、つづきです)
なるほど〜、引っ張られて口が痛いから、わたしから逃げようとしていたのか〜。
ごめんなさい。
鈍感ちゃんだったのではなかったんですね。


それと、このところ、何度も注意されるのが、コブシ。
手綱を握る手がユルすぎて、馬が首を下げたときなどに、手綱がずれてしまい、馬の口からわたしの手までの手綱が少し長くなりがち。
長くなりすぎると、馬とのコンタクトが取れない。
なので、親指と小指をもっとしっかり使って、手綱がずれないようにしっかり挟むように、と。
そういえば、Sally Swift さんの手綱を持つときのイメージで、小鳥を1羽ずつ、両手に握っている絵があったけど。
わたしの握り方だと、ときどきユルくなり、小鳥は何かの拍子に逃げてしまう、ってことになるのかな。


ウォーク、ライジング・トロットで20メートル・サークル。
常に、肩を進行方向へ向けて、馬の首もいつも内側に曲がっていなくてはいけない。
手綱に頼らない。肩を進行方向に向けることの方が、ずっと大事。
あと、もちろん、早め早めに進行方向を、見る。
「あなたが思っている以上に、身体の向きや重心だけで、馬の舵取りが可能なんですよ。」と。
さらに、シッティング・トロットで、アリーナのトラックに沿って回る練習。
コブシが動かないように、と言わて、チラッと下を見ると、なるほど馬の跳ねに合わせて、コブシもかなり上下に動いています。
また、身体を後ろにそらすと、結果的に、つい、手綱を引きがちになるのが、よくない。
コブシをできるだけ前に持っていくように、心がける。
よい体勢ではないけど、トラックを何周かできたので、まあまあ、OKかな。


この日は、レッスン後、わたしがクッキーちゃんを部屋まで連れていきました。
で、マネージャーのGちゃんに、サドルをはずすように言われたんですが。
持ち上げて背中から下ろすようにように、と。
ハイハイ、と手をかけたまではよかったんだけど....、動かない!
サドルって、ホントに、重いんですね〜!!
ひや〜、マジで持ち上げられない(泣。
Gちゃんいわく、このサドルは、これでも軽い方だと。
わたし、昔、マンディにリードをよく引っ張られたので、それで鍛えられて(?)、腕力には自信があったんですが。
で、仕方なく、Gちゃんが背中から下ろして、わたしに渡すんだけど、うわ〜、やっぱりズシンと重い。
このGちゃんも、お世話係の女の子たちも、み〜んな、とても細いのに、腕力はわたしよりあるってことでしょうね。
なんと、見た目ではないのだ。
う〜ん、それにしても、意味もなく、太い腕と言うのも、情けない....。


写真は、マン&ステの公園ではなく、その隣の公園内で行われていた乗馬のレッスン中。
マンディが、邪魔をしようとしているところ。
ではなくて、ほかのフラットでした。へらへらしているところが、マンディにそっくり?
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そして金曜日。
Cさんと、今度はネバダちゃん。
今日は、キャンターをやる予定だ〜、というのに!
なんと、朝からの大雨でアリーナ(屋外)のトラックには、水が少し溜まっている状態。
さらに、レッスン中も、ザーザーと降っていました。
レッスン中に、こんなに降ったのは、初めて。


ネバダちゃんが、マネージャーのGちゃんに連れられて踏み台まで来たとき。
わたし「ネバダは全然、ヤル気がなさそう」
「こんな日は、誰だって仕事したくないでしょう。」と、Gちゃんまで、だるそうに。
まあ、わたしもこんな雨の中、乗りたくないけど、天気はどうしようもないですからね。


そうじゃなくても、わたしの脚だけでは、きびきび動かない、ネバダちゃん。
やっぱり、今日も、ウォークの段階から、ノロノロ。
で、やっぱりトロットを始めようとすると、立ち止まってしまいます。
それでも、脚を強くして、ムチも同時に使ってみたら、何とか、トロットを始めたりするのですが。
トラックの水がお腹にはねるのがイヤそうなので、トラックの少し内側を回っていたら、だんだん、どんどん内側に行ってしまいます。
それで、わたしも軌道修正に気を取られたりすると、今度はバランスを崩して、ネバダちゃんは止まってしまう。
それでも、なんとか、20メートルサークルなどを練習。
ライジング・トロットで座るたびに、脚をしっかり締めるように、と。
どうも、まだまだ、弱いようですね。


そのうち、またまた、動かなくなったりして、Cさんが、長いムチを見せて近づいてくると、トロットを始めるんだけど。
だんだん、思いっきり速いトロットになってきます(Cさんが恐くて、逃げようとしてるらしい)。
が、言われたとおり、コブシを握ると、スピードが落ちます(その辺が、リチギで面白い)。
「トロットの速さを決めるのは、ネバダじゃなくて、あなたですよ!」
「ゼ〜ッタイに、馬の好きにさせてはいけません。」
馬が、進行方向など、勝手なことをしようとしたら、間髪をいれずに、ビシッと修正するように。


とか、やってるうちに、あまり時間がなくなってきて、最後に1回だけ短いキャンターができたんですが。
ネバダちゃんは、何を求められているのか、分かっているようで、
また、トロットも速めになってきて、Cさんが合図を出す前に、キャンターを始めてしまいました。
片手で両手綱を持って、内側の手でサドルをつかんで。
わ〜、やっぱり、揺れる!
でも、スピードは前ほど速いとは思わなかったのですが。
ただ、バランスが取れなくて、ちょっと身体が横になりかけたりして。
「落ちないでね〜!」と言う、Cさんの声が聞こえました。
でも、わっ、落ちそう、とかいう危機感はなかったかな。
(単に、自分で気が付いていないだけだったりして......、ハハハ。)
結局、わたしがバランスを崩して、ネバダちゃんは止まってしまって、終わり。


まあ、この日はザーザー降りに近い雨だったし、わたしもネバダちゃんもちゃんとできなくても、仕方がなかったかも。
(馬にも自分にも、アマい?)
次回は、ロープ(調馬索)を付けてCさんがネバダをコントロールし、
わたしは、馬のキャンターの動きに慣れることだけに集中できるようにするそうです。


ところで、下馬(笑)。
このところ、ほとんど、右脚がサドルに当たることなく、下りれるようになりました。
勢いを付けて、身体を前に倒しながら、両手でサドルの前の盛り上がっている部分を、グィっと強く押します。
それで、身体が少し上がるので、それと同時に右脚を上げるといいようです。
(おそい!それに、実は、Cさんに言われたとおりにやっただけなんですが。)
でも、サドルに脚が当たらなくなったのはいいんだけど、脚がまっすぐではない(=膝がまがっている)、という注意が。
ふぅ〜、それは、自分では全然気が付いていなかった...。
やっぱり、まっすぐ、スパッと上がらないと、ね。


写真は、この日の午前中の公園で。
ザーザー降りの中、サッソウと、キャンターで駆け抜けていきました。カッコいいな〜。
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クッキーちゃんには逃げられようとするし、ネバダちゃんには馬鹿にされるしで、大変に聞こえるかもしれませんが。
それでも、やっぱり、馬の背中に乗っているのは、楽しいです。
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