ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

ニンジンに興奮しすぎたシエナちゃんと、校内のドレッサージのテスト

昨日の乗馬レッスン。
曇り、風ややあり、気温1、2度。ジィ〜〜ンと寒い。


Cさんとシエナちゃん。
この日は、寒いこともあってか、最初のウォーミングアップにいつもよりも時間をかけたように思います。
アリーナーに入ったら、最初は手綱を長くして、テンポよく歩かせる、と。
ロング・アンド・ロー(Long and Low)と言います、とCさん。
なんでも、手綱を長くして、馬の首を下げさせ、首と背中の筋肉をストレッチさせるんだそうです。
そうすれば、馬もその後、楽しく(?)動けるんでしょうね。
そのロング・アンド・ローのままで、自分の身体の向きや視線を使って、馬をわたしが行きたい方向に歩かせます。
これが、手綱に頼らなくても、ちゃんとその方向へ行ってくれるので、感心。
そして、停止への移行。
身体を後ろに傾けると止まるはずなんだけど、ピタッとは止まってくれません。
シエナちゃんは、え?止まるの?いま?って1,2秒思うみたいで、なんとなくふらっと数歩、歩いてしまう。
ハイ、ハイ、わたしがいけないんです。
停止の前に、少し手綱を短くしてもいいとのこと。


写真は公園の中の厩舎のお馬さん。このときも、きっと首と背中の筋肉がストレッチしてますよね?



ライジング・トロットで、トラックを大きく回ったり、20メートルサークルをしたり。
(つづきは、下の、続きを読む、からどうぞ。)
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(以下、つづきです)
このサークルが、いつものことだけど、上手く曲がらないことがよくあります。
まあ、焦らないでやりましょう。
diagonals の確認は、この日は、割とすばやく、ひと目(いや、二目かな?)でできました。


そして、鐙を使わないで、シッティング・トロット(鐙上げ)。
脚を長く伸ばして、でも、決して、脚で馬にしがみついてはいけない(バランスを崩すから)。
足の裏が地面に付くような気持ちで、とCさん。
そういえば、このようなイメージの絵が、Sally Swift さんの本の中にもありました。
ライダーのブーツの部分がずーんと伸びて、地面に付いている絵。
それと、自分が操り人形になり、頭の上にロープでつなげてあるプロペラに、吊られている絵。
そんな気分になれるときは、確かにうまくできてます!
ライジングのときと同じように、大きく回ったり、サークルを描いたり。
シッティング・トロットは、このところ、たくさんやったおかげか、20メートルサークルもわりと(もちろん、バッチリではない)ちゃんとできたような気がするものの...。
だたし、やっぱり、手が。
時計回りの時に、ときどき、左手が上がる癖がまだ治らない。
また、両手とも、馬の上下の動きと一緒に上下してしまうことが多いので、もう少し、手を静かに固定しないと、との注意。
この日は、寒かったのもあり(?)、キャンターはナシ。
やっぱり、30分を45分に延長したほうがいいようですね。
いつも、あっという間に終わってしまいます。


さて、下馬して、次の人と馬が入ってきたので、彼らが遠くになるまで少しアリーナの中で待ってました。
シエナちゃんは早く出たがってる様子。
で、わたしが「がんばったから、あとでキャロッツをあげるからね〜」、なんて話しかけてしまって。
すると、ビックリ!なんだか、分かった風な顔をするではないですか(気のせい????)。
これがいけなかったのか、シエナちゃんはお世話係のBさんにつれられて自分の部屋に入ってから、わたしが入ってくるのを見るなり興奮して、あ、ニンジン!!早く!とばかりに、じっとしてません。
おかげで、Bさんは鞍や頭絡をはずすのに苦労してしまいました(ゴメンナサイ)。
わたしは手伝いたかったんだけど、部屋から出るように言われてしまい、しかも、後で、今度から馬具をはずし終わるまで、姿を見せないように、とのキツイ指令が。
それじゃあ、はずす練習ができないんだけど...。
とりあえず、Bさんのときは、言われたとおりにして、他の人のときは、馬具をはずすまでは、ニンジンを部屋に持って行かないようにします。
それにしても、シエナちゃんは、キャロットという言葉が分かるんだろうか??


さて、話がさかのぼって、火曜日の午後。
乗馬学校で、校内のドレッサージのテストがあったので、ちょっとだけ、見学に行きました。
他の人が乗っているところを見るいい機会だし、馬たちの様子にも興味があったので。


わたしが遅れて着いたときには、簡単な方のウォークとトロットのテストの、多分、後半をやってました。
来てる人たちは、圧倒的に女性が多いけど、年齢はさまざまです。
わたしが見てたときには、若い女の子が続いたけど、いや〜、みなさん上手に乗ってましたよ〜。
もちろん、詳しいことはよく分からないのですが、素人目には、りっぱなものでした。
そして、馬がまた、ちゃんと動いてたんですよね〜。
クッキーちゃんなんて、わたしが乗ると、いやいや動いたり、時々止まったりして反抗するときがあるのに、上手い子が乗ると、しゃきしゃきと歩き、とてもまじめにトロットしてました。
......そうかい、クッキーちゃん。
やっぱり、そういうことね、分かってたけど。
わたしには、このライダーの女の子のような、効果的な脚も、きれいな姿勢の継続も、ビシッとした態度もないし、ね。
などと、考えていたら、次は、杖をついた、かなり年配の女性(といっても、そんなにお年ではなかったけど)。
ちゃんと乗っていらっしゃったのには感心しました。
もっと見たかったけど、夕方から用事があったので、キャンターやトロットがたくさん入ってる難しい方のは見れませんでした。


テストをするアリーナの横の、もうひとつのアリーナで、次にやる人がウォームアップをしていたのですが。
いよいよ自分の番が来て、そこを出て行くとき、みんな深呼吸したり、かなり緊張した顔をしていました。
いや〜、あんな顔を見ただけで、彼女たちの緊張感がひしひしと伝わってきて、ああ、やっぱりやんなくてよかった〜、とひそかに思った意気地ナシのわたしでした。


たまたま近くにいた、ご年配の男性と話す機会があったんですが。
この人のお友達の中国人の女性は、彼の勧めでこの学校で3回ほどレッスンを受けたんだそうです。
ところが、まったくの初心者だったんだけど、なぜか、毎回3度とも(!)、落馬してしまったらしい。
それで、残念ながら、やる気を無くしてしまったとか。
初めて乗って落馬って....、トラウマになりそうですよね。
学校側も落馬は避けたいので、最初のころはかなり慎重に乗せてもらったように思うんですが。
それでも、落ちるときは落ちるようです。
また、アレルギーがあってできない人もいるらしいし。
あの、ウイリアム王子の奥さんのケイト・ミドルトンさんも、王室に嫁いだというのに、馬アレルギーといううわさです。
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