キャンターも、やっぱり脚、脚、脚

今週の乗馬。
Ｊさんとシエナちゃん。
最近では珍しく、いいお天気。気温も１６,７度あったので、コートを脱いで。


いつものように、ウォーク、トロットから。
やっぱり、シエナちゃんは、テシーちゃんと違ってあまり跳ねないので、シッティング・トロットからして、ずっと楽チン。
でも、やはり揺れてるらしく、上下の振動をお腹（胃の上）の筋肉で吸収して、と。
う〜ん、そこには筋肉なんて、ほとんどないです（ぜい肉のみ...）。


コブシがブレないように注意。左右同じ高さを保つ。
いまだに、コーナーを曲がるときに、外側の手が上がってるし。
はぁ〜、これは一生直らないのでは？と、思ってしまいます。


そして、馬も人もウォームアップできたところで、キャンターの練習。
今回は、前回と違って、ランジ（調馬索）はナシで。
アリーナを回るわけだから、初めから内側の肩を少し後ろに引いて、背中を後ろに傾けて。
内側の手で鞍につかまり、外側の手で手綱を持って、と。
わたしは、手綱を知らないうちに引っ張ってしまいがちなので、少しゆるめに持ちました。
そして、シッティング・トロットから、外側の脚を後ろに引いて、コーナーに差し掛かったら、ポンと蹴る。
蹴りが上手くいったら、シエナちゃんはキャンターを始めてくれるわけですが、しばらく進むと、トロットに戻ってしまいます。
（つづきは、下の、続きを読む、からどうぞ。）


＊写真は、いつもの公園で見かけたお馬さんたち。キャンターしてますね。＊


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（以下、つづきです）


３月にＣさんとネバダちゃんと練習したときにも、キャンターが続かなくって。
あのときは、Ｃさんに、わたしが前傾するので馬がバランスをくずす、さらに、手綱を引っ張ってる、と何度も注意を受けました。
ところが、今回は、手綱も引っ張らず、前傾もあまりしなかったらしい。
なぜ、急に、そうしなくなったのかは分からないけど（笑
確かに、チラッと手綱を見たときはいつも、たるんでいて、こんなにコンタクトがなくても平気なんだろうか？と思ったりしたので、引っ張ってなかったんでしょう。
きっと、バランスが前よりは取れるようになってきたのかな。


では、なぜ、続かないのか？
そうですよね、またも、脚！のようです。
ウォークやトロットと同じく、脚を使わないと続けてくれるわけないらしい。
（イギリスでは、上級者にならないと、拍車を使わせてもらえません。つまり、わたしは一生、使えないかも？）
Ｊさんが、キャンターが始まった途端に、「タップ（脚で馬のお腹をたたく）して！タップ！タップ！タップ！」と大声で指示してくれるので、あ、そうか、とやろうとするんだけど。
ははは〜。見事なくらい、ま〜ったく、できません！！
バランスを取って、乗ってるのが精一杯。
脚を動かそうと思っても、自分の脚なのに、動かない。


というわけで、なかなか先は長そうだけど、手綱を引っ張らなかった＋前傾もあまりしていない、ということで、少なくとも、キャンターの動きには少し慣れてきたようです。
まあ、そうなる間もなく、トロットに戻ってしまった、というのもありますが。


それと、この、トロットからキャンターの移行のときに、シエナちゃんは身体を一瞬かなりガクンと下げるような気がするんだけど。
この感じ、ずっと前にどこかで経験したような....??
...そうそう、あれは、去年の９月、初めて落馬（そのときの記事は[http://d.hatena.ne.jp/ManSteflat/20120926/1348691415:title=ココ]）の経験をしたときのこと（あれ以来、幸運なことに、まだ、落ちてません）。
やはりシエナちゃんに乗って、ウォークしていたとき、いきなりアリーナの向こう側の木立の先から、とても大きなバーンという音がして。
大きな鉄管がアスファルトの地面に叩き付けられたような音。
で、とても恐がりのシエナちゃんは、その音と同時に、ガクンと身体を下げて、走り出したのでした。
そして、あのとき受けた落下の感覚が、このキャンターのガクンで、少しよみがえってくるんです。
落馬のこととかすっかり忘れてたんだけど、実は、身体が覚えていて、なので、最初、キャンターの動きが恐かったのかな、と思い立ったのでした。


＊写真は、上の写真と同じ時に撮ったものです。左下のワンちゃんも走ってますね。＊
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