あわわ！いつのまにか、ロデオに！？

この週末も、やはり、雨で洪水警報注意報が各地に出ているイギリスです。
うちは、テームズ川に比較的近いので、ほんのすぐ近所まで注意報（Alert）が出てます。
（が、いまのところ、この近辺はそんなに心配することはなさそうです。）
既に、近郊のサリー、ケント、ハンプシャーなどで被害が出ているところが多々あり、今後も注意が必要です。


写真は、お天気がいい日に、ほかの公園で見かけたお馬さんたち。



さて、乗馬日記。
このところ、しばらく乗馬は話題にしてませんが、ちゃんと練習には通ってるんですよ〜。


さて、覚えていることだけでも記録しておきます（自分のため）。
まず、バッキンガムシャーの学校で、３週間前に乗った、ハービーくんとのレッスン。
長くて、背もとても高い、大きい子。
インストラクターはEさん(いつものMさんはお休み）。やはり若い女性。


このハービーくん、気分よく歩くけど、トロットがとても跳ねます。
（つづきは、下の、続きを読む、からどうぞ。）
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（以下、つづきです）
跳ねるというと、いつもの学校のテシーちゃんを思い出すけど、彼は大きい分、ますます跳ねが大きく感じられます。
ところがキャンターは、Eさんによると、とてもスムーズらしい。
でも、キャンターに入る前のシッティングトロットの段階で、あまりにも跳ねる（テシーちゃんよりひどい！）ので、キャンターにうまく入れない（泣
３０年物の車で、アフリカのでこぼこ道を走っても（経験はないですが）、こんなには揺れないだろう、というほど。


それでも、なんとかがんばってバランスを取ろうとしてたんだけど。
跳ねがすごいときに、手綱をしっかり握ってなかったみたいで....。
ハービーくんが、急に首を一瞬がくんと下げてしまい、
あ〜〜〜、手綱を取られてしまった。
ま、まずい！


焦るわたしをよそに、ハービーくんは、そのまま高速はねはねトロットをどんどん続けてくれます。
手綱のコンタクトがないので、好き勝手にしていいと思い込み、ますます、速くなってしまったんでしょうね。
でも、手綱を取り戻そうと思っても、首のところでたらんと下がってる手綱に手が届かない!

手を伸ばそうとすると、当然、前かがみになるしかなく、そうなると、バランスを崩して絶対に落ちる気がしたので、手綱をつかむのはあきらめて。
それより、まずは、落ちたくない〜！！
で、本能的に、片手でサドルの前の部分を、もう片方の手を横に延ばして、背中を後ろに倒し気味にして、おっとっと、とバランスを取りました。
そう、そうなんですよ〜。
まさに、ロデオの体勢。
ロデオって、なるほど、一番バランスを取りやすい体勢だったんですね。
と、思ったのは、もちろん帰りの車の中で。
そのときは、もう、あわわ〜、とにかく落ちないように、とだけ、考えてました。
そして、そのまま、アリーナを高速のはねはねで２周し、そのうちハービーくんはようやく止まってくれました。ほ〜っ。
Eさんは、わたしの方に走って来て、よく座ってました、とてもいい姿勢だった、と。
レッスン中に生徒が落ちたら大変ですからね、きっと、Eさんも、わたしと同じくらい、ほっとしたに違いない（笑


さて、びっくりしたことに、Eさんによると、きっとハービーはわざと、首をがくんと下げたかもしれないと。
え？なんのために？？


馬はそもそもとても頭がいいので、このライダーの弱点はこれだ、と分かると、わざと、そこを揺さぶるようなことをするんだそうです。
なるべく仕事をしたくないので（怠けたい）ため、ライダーの弱点を突き、ライダーがバランスを崩してしまうと、自分も動かなくてすむ。
少しでも働かなくてもいいように、そんなことをしがちなんだと。


ひぇ〜、すごい。
なるほど、わたしは、はねはねに気を取られて、手綱のことなど頭になく、かなり緩く握っていたんだと思います。
それで、ハービーくんは、ここぞとばかりに（？）、頭をがくんと下げて、手綱を急に引っ張り、わたしの手から奪ったんですね。
.....でも、もしかして、好意的に解釈したら、コンタクトが感じられなかったので、どうなってんの？と、コンタクトを求めた、とか？？


う〜ん、わたしにはどちらだか、分からないけど。
いずれにしても、はっきり言えることは、ちゃんと手綱を握ってコンタクトを取ってなかった、わたしが悪いんですわ〜。


写真は、かなりぶれぶれですが、ハービーくん。
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素直な顔をしてるけど、実は策略家！？