ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

ボイラー会社の点検は何のため???

今日は、ボイラーについての、苦い経験に付いて、ちょっとだけ、聞いてください。
黙ってられません(笑
ボイラーについては、過去に苦い思いをしましたが、それくらいのことで、いちいちめげていては、ここイギリスでは暮らせない、と分かってきてはいます。
それにしても、なんとも、お粗末な対応が続いたので、記録しておきたいです。


実は、2009年の11月にボイラーの調子がとても悪くなりました。
そして修理を頼んだボイラー会社がとてもいいかげんなところで、修理できないのに380ポンドほど、カードから引かれてしまった苦い経験が(詳しくは、ココ)。
修理出張の予約の時点で、クレジットカード番号を先方に教えなくてはいけないシステムになっていたのです。


結局、メーカーに問い合わせ、280ポンドで、部品を交換。
出張費、部品代すべて込みでこの値段でした。
これで、後10年くらいもつでしょう、と言われ、ひと安心。


..... してはいけなかったのでした。
1年も立たないうちに(しかも、また寒い時期!)、またも、調子がおかしくなり、メーカの人を呼んで修理してもらおうとしたのですが。
このときのエンジニアは、このボイラーはこれ以上使うのは危険です、と半ば強制的にシャットダウンしてしまいました。
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(以下、つづきです)
しかも、それだけのことで、しっかり、280ポンドをクレジットカードから引いていたので、修理をしないのに、それは高すぎると苦情を言ったら、半額にしてくれました。
苦情を出さなかったら、そのまま280ポンド取られてたわけです。


イギリスにお住まいのみなさん、わたしに言われなくてもご存知でしょうが、何事も、おかしいと思ったら、しっかり苦情を言いましょうね
そうしないと、相手は、それでいいものだと思って、いいようにされてしまいます。
半額でも、高いと思うんだけど、Hはそれで納得したようです(さすが、現地人、慣れてるよう)。


さて、メーカーでは新しいボイラーの設置はしないので、自分たちで代理店を探して、今度は別の、評判の高いドイツのメーカー(Vaillant)の最新のボイラーを購入、設置してもらいました。
これで、問題解決!と、安心してたら、なんと2013年の1月にまた、動かなくなり。


代理店の人を呼んだら、ボイラーに異常はないけど、一緒に設置したタイマー(英国のメーカー)が壊れてる、しかも、タイマーはボイラーと違って1年しか保障期間がないということで、新しいタイマーの設置に200ポンドほどかかりました(このときの記事は、[http://d.hatena.ne.jp/ManSteflat/20130115/1358295178:title=ココ])。
それにしても、1年をちょっと過ぎた頃に壊れるなんて、できすぎてませんか??
そして、このとき、この代理店の定期点検も一緒に受けてもらいます、と、別途に110ポンドほどの出費。


さて、いよいよ、今回の話です。
その翌年の2014年の1月、今度は、水のプレッシャーがすぐに落ちて、またもボイラーが動かなくなってしまう状態に。
落ちるたびに自分でプレッシャーを上げて、その場をしのいでいたけど、あまりにも頻繁になってきました。
しかも、よく見ると、ボイラーの下の方から水漏れがしてるではないですか。
代理店に電話。
エンジニアに来てもらうことになったんだけど、このとき、一緒に定期点検を受けるように言われ、そうすることに。


そして、現れたエンジニア(多分)。
プレッシャーが落ちるのは、わたしがプレッシャーを上げすぎたせいだろう、と勝手な推測ですませようとします。
ボイラーのこの辺りから水が漏れてた、と説明してるのに、今は漏れてないから大丈夫だろう、様子見にしよう、と、その、定期点検とやらだけをして、そそくさと帰って行きました。
定期点検と言っても、中を開けるわけではなく、ただ、小さなマシンをボイラーのどこかにつないで、5分ほど数字を読んでるだけ。
あの〜、それだけだったら、わたしでもできそうですけど。
これで、115ポンドだからいい商売ですよね。
しかも、明らかに、水漏れの跡があるのに、それは、様子見??
それで、定期点検したって言えるわけ????


この、おニイちゃん、家の玄関にはいって来るなり、「今日は定期点検もする約束になってるけど、税込みで95ポンドプラスVAT(間接税20%)って、聞いてるよね?」と。
この時点で、なんだか、いやな予感はしたのですが。


当然、その定期点検のあともボイラーのプレッシャーは毎日のように落ちてしまいます。
会社に電話して、今度は違う人をよこすように頼んだのに、また、同じニイちゃんが来てしまいました。
がっくりしたわたしの顔を見たニイちゃん、今度は、さすがに、「様子見」ですまされないと思ったようで。
あ、まだ水が漏れてるね、と。
あたりまえでしょ!なにも、修理しないで帰ったくせに。


今度は中を開けてみるのかと思ったら....。
まだ3年の保障期間であることを確認したかと思うと、すぐさまメーカーに電話し、メーカーのエンジニアが修理に来る手配をしてくれました。
は??
電話をしながら、保障期間中だからメーカーが無料で修理してくれるよ、と、ウインクしながら、のたまわりました。
はぁ〜。


あのね〜、メーカーに電話するだけだったら、わたしが最初の時点でできたんですけど。
自分で直せないんだったら、時間の無駄だから、最初からメーカーの人に来てもらってよ。
だいたい、115ポンドもかかった定期検査は、いったい何のための検査だったわけ??
と、思わず、のどまで言葉が出かかったけど、深呼吸して、ぐっと、のみこみました。
ここで苦情を言っても、もう、なにも変わらないし。


ニイちゃんは、「サンキュー、ダーリン」と言って帰っていったけど、きっと、文句を言わないでくれて、ありがとう、って意味だったんでしょうね。


こんなんで、商売がなりたってるんですよ〜、イギリスでは。
日本じゃ、こんな仕事をしてたら、あっという間につぶれそう。
ちなみに、その会社は、フラム(Fulham)に事務所があり、C. Aの頭文字で始まる、北欧系の姓の名前の会社です。
あ、一番最初のここよりひどい、詐欺まがいの会社は、アクトン(Acton) にある、ウェスト・ロンドンなんとか(名前を忘れてしまった)、とか言う会社でした。


さて、ボイラーはといえば、その後、メーカーのちゃんとしたエンジニアの人が来て、部品を交換、修理してくれました。
まだ、ひと月ほどしか経ってないので安心はできないけど、いまのところ、大丈夫。
この人は、とても無口で、もくもくと働き、ずっと無表情だったけど、帰りに、心から「ありがとう〜」と言ったら、初めて、ちょっとにこっとして、バーイと言いながら帰って行きました。
まあ、ちゃんとした人もいます。


ところで、最近、イギリスの普通のスーパーで、こんなものを売ってます。
田丸屋さんの、静岡本わさび!
[f:id:ManSteflat:20140108164428j:image:h280]
これは、マークス&スペンサーで発見。
他に、日本で普通に売ってるお味噌やミツカンの本みりんも、当然のように、肩を並べていました。
[f:id:ManSteflat:20140108164611j:image:w280]
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