ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

マンディの咳と、ぐぅぅぅぅぅ〜という変な声

ちょっと前から、マンディが、ほんとにたま〜にだけど、咳をしたり、寝てるときなどに、ぐぅぅぅぅ〜という変な音を立てるのが、とても気になってました。
マンディ:ワタシのことですか?



いつもいっしょにいるステラはまったく咳をしないので、感染しやすいケンネルコフが原因ではないはず。
じゃあ、なんだろうと、かえって、心配が深くなり。
ぐぅ〜、ってのも、いったい、どうしたものだか、最近始まったことなのです。


それで、おととい、いつもの獣医さん(K先生)に連れて行きました。
聴診器でとても丁寧に聞いてもらったのですが、心臓も肺も、音を聞いた限りでは問題なさそうだと。
ケンネルコフの可能性も考えられるけど、ステラは咳をしないので、感染の可能性は低い、と。
そうなると、喉頭に問題があるかもしれない.....。
喉頭は、ご存知のように、食べものを飲み込むときには、それが肺に入らないように閉まったり、声を出すときに働いたりする器官です。
(つづきは、下の、続きを読む、からどうぞ。)
(以下、つづきです)
たとえば、喉頭にしこりができて、呼吸などを妨げてるのかもしれない.....。
しこりと言っても、全部が悪性ではなく、良性の可能性も高いですから、あまり心配しないでくださいね、と先生。
と言われても、なんだか、急にただならぬ事態になりそうで、あせりました。


とりあえず、その日はもう、朝ご飯を食べてしまっていて、全身麻酔ができないので、翌日、朝ご飯抜きで全身麻酔、胃カメラのような高性能の器具を使って、マンディの喉をしっかり見ていただくことにしました。
(先生に、保険には入ってますよね?と確認されたので、この器具の使用料は高額なんだな、と覚悟)


写真は、これから何が起こるか知らず、なんだか、ご機嫌のマンディ。獣医院の待合室で。

誓約書にサインをしてナースに渡し、ごめんよ、マンディ、と心の中で謝って、外に出ました。


そして、午後、麻酔が覚めてきて落ち着いてきた頃、迎えに行き、先生にお話を聞きました。
さて、先生によると。
1)胃カメラのような器具(名前が覚えられない)で丹念に見たけど、なにもしこりのようなものは見つからなかった。
2)レントゲンでも、肺も心臓もきれい。
3)ただし、レントゲンで、背骨に軽い関節炎があるのが見られた。
4)血液検査の結果は来週なので、また、そのときに結果を知らせてもらう。
5)なにが、咳の原因かと言うと、喉頭の機能の衰えのよう。


ただし、喉頭は左右同じように働いていて、どちらかだけが動かないとか、そういうことはない。
全体的に、機能が衰えてきてる、と言うことらしいです。
病名は、Laryngeal Paralysis (多分、日本語では、喉頭麻痺?)。
でも、とても軽症(Very Mild)とのことでした。
これは、ラブなどによく見られる病気で、高齢犬には珍しくはないそうです。


食べ物が肺に入ったりする(誤嚥)とよくないし、呼吸が苦しくなってくるとつらいので、治療をしなくてはいけないけど、これくらいの軽症だと、手術をするほどでもないし、お薬でごまかしながら体調を整えて行くようにしましょう、とのこと。
とりあえず、覚悟してたほどのことはなく、安堵しました。
関節炎にかんしては、この喉頭麻痺が落ち着いてから、よく効くサプルメントを取る予定です。


わたし「結局、マンディは、年を取ってきてるってことなんですね...。」
K先生「そうですね、でも、わたしたち、みんな年を取るんですよ。」
あ、そうだった。わたしだって、あちこち、ガタがきてて、若い頃とはかなり違うし。
マンディだけじゃないよね。
マンディ:としよりあつかいされたくないです。

気持ちはよく分かるよ、マンディ。
意地悪ばあさんになってもいいから、長生きしてくれ〜。
記録:体重28.7kg


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