ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

ガンドッグ・トレーニング 2日目

土曜日がまた来た。そう、ガンドッグ・トレーニングの日。今日は2回目。
スリップリードを使っての、リードウォークから始まる。
インストラクターのIさん、相変わらず辛口パワー全開。
今回、このリードウォーク、驚いたことに、マンディがとてもよくできた。
全然引っ張らないし、ちゃんとHと歩調を合わせて歩く。
いったい、どうしたの???
そして、もっと驚いたことに、マンディの顔つき、とても知的でしかもうれしそう。
マンディがうれしいと私もうれしい。
Iさんがマンディを使って見本を見せたときも、Iさんがわざとゆっくり歩くと、マンディはそれを見上げて、ちゃんと歩調を合わせる。
Iさんもとっても感心し、「この子はとてもいい犬よ。」と何度もしみじみと言っていた。
フラットはとても知的な犬、だから、ぼんやりしていると、ハンドラーがバカにされてしまうの、とのこと。
ハリーも先週よりよくなった、と、このときまでは、誉められていた。
ステラも先週よりよくできた。
注意点は、リードをできるだけ、上のほう、つまり耳のすぐ下にキープし、犬はいつも上を向いていること。
よそ見したら、すぐに、チェック、そしてすぐに緩める。
その後、3組で交代で、犬を歩かせてホイッスル、お座りの動作をやったのだけど、アンディさんも私もIさんに言われなくても、自分の番がきたらすぐに始めるのに、HはIさんに促されるまで始めないので、最後にはIさん、我慢できなくなったのか、「H、You are too slow!!(ぼんやりしすぎている!)」と、3回も言われていました。
普通1回言われたら気をつけると思うんだけど、何度言われてもさっさとできないHでした。


それから、オフリードの練習。
まずは、スパニエル君とハンドラーのアンディさん。
スパニエルはあまり物に執着がないのか?、とにかく、彼はダミーにはあまり興味を示さない。
でも呼ぶと、わさわさしてダミーを忘れたままながら、ちゃんと戻ってくる。
そして、ハリー。
リコールの練習で、リードをはずされたとたん、マンディはここぞとばかりに好き勝手。
先週と同じ。
ダミーを取りに行くのだけれども、その後、ダミーを置いて、勝手にいろんなところをクンクン。
全く頭にきます!
ハリーはIさんに、呼び戻しして!!と言われるんだけど、私から見ても、ぼんやりしてつぶやくように COMEと言うだけで、あまり気合が入っていない。
Iさんの怒り爆発。
Hのリコールを見て、「あのような気合の入らない呼びもどしじゃ、マンディじゃなくても戻らないわよ。私が犬でも、彼のところには行かない!」
「犬が戻らないのには、何か分けがある。それを自分で考えて、どうにかしなさい。」
最後には、「あなたはその犬にとって、魅力がないのよ。」とまで、言われました。
私の番が来て、ステラはリコールの練習。
ステラは、戻っては来るんだけど、その前のWAIT(待て)ができず、WAITをかけても、振り返ると後を付いて来る。
マンディみたいに戻らないよりはいいのかもしれないけど。
さて、そうこうしているうちに、時間が来てしまう。
駐車場まで歩きながら、「どうしてマンディはHのもとに戻らないんだと思う?」と、Iさん。
「Hは犬にとって魅力的ではないから。」と私が言ったら、Iさん、ここぞとばかり、「聞いた、みんな、H、あなたのワイフが言っていることがちゃんと聞こえたかしら!?、K、もう一度繰り返して!」
Iさん、とどまることを知らず。
「あなたの犬はメス犬なのよ、H!もっとセクシーで魅力的ではないと、犬も相手にしてくれないわ!」
私も気が短いけど、Iさんは私を上回ってすごい。
でも、Iさんの気持ちも分からないではない。
と言うわけで、またも、Hにとっては大変なクラスでした。
それにしても、Iさん、男性には特に厳しい。でも、アンディさんには普通なので、やっぱりHのスローさが彼女をイライラさせているのかも。


さて、そんなきびしいIさんでしが、彼女にお世話にならなければならないかもしれないことが、知らないうちに起こっていました。
詳しくは明日書きます。




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