ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

やっぱり手ごわいマンディ

昨日もいつものようにお散歩。
駐車場に戻るときになって、マンディは急にプイと、私とステラから離れ、まだ遊びたい様子で木立の中をうろうろ。
呼んでも来ない。
また、始まった....。
マンディが2歳くらいまでは、毎日この、帰りたくない病に悩まされた。
捕まえようとしても、ちょっとだけ逃げて、困ったような顔をしてこっちを見ている。
また、近づくと、また少しだけ逃げる。全く、何のつもり!?
ここ1、2年はそれがなくなったので、ようやくこれは卒業かと思っていたら、何を思ったのか、今日、急にまた、帰りたくなくなったらしい。
ステラは、リードにつながれて、不思議そうな顔でマンディを見ている。
あ〜、ダメダメ。ステラの教育にも悪い。
すぐに真似するんだから。


かなりムッとして呼んでいるとき、誰かがこちらにに近づいてきているのが目の端に見えた。
「いや〜、なかなか聞き分けのいい子だね〜」
ハッ?!
声の方を見たら、あっ、トニーさんとスパニエルのティア。
ティアは小さなスパニエルで、元気いっぱい。いつもワサワサしている。
マンディが子犬のころから1年半ほど通ったしつけ教室で一緒だった。
その後も、一年に4、5回ほど公園でばったり遭遇したりしていた。
トニーさんは多分もう定年されていると思うけど、とてもお元気でティアとのお散歩を楽しんでいるように見える。


トニーさんは、マンディがどんな子だったかよく知っているので、やっぱり変わっていないなあ、と思われたに違いない。
すかさず、最近はこんなことはしなくなったんだけど、なぜか今日は...、とか、ぶつぶつ言っていたら、マンディはもうトニーさんの足元に座り込み、撫でて撫でて、I Love You 攻撃。
まったく!!なんて、げんきんなヤツ!


そして、今日は今日で、入ってはいけない、という私の言葉を無視して、泥沼の水溜りに入り、またなかなかこっちに来ない。
今度はステラまでまねして、一緒にバシャバシャ入り、なにやら水草を食べたりして、私のコールを無視。
マンディは自分が悪いことをしていると分かっているので、ちょっと、後ろめたい顔をしながらも、止めない。
私が近づいて、恐い声で怒ったら、ようやくその場にフリーズ、捕まえてリードをつけた。
ステラはマンディが捕まったら、素直にあきらめた。


その後は、駐車場まで20分ほど早足でフタリをリード・ウォーク。
やっぱり、マンディみたいな子にはただ誉めるだけじゃダメかも。
フタリとも、大きな池のそばを通ったとき、興奮して引っ張りがちになったので、チェックを入れてお説教したら、特にマンディはすぐに私と同じテンポで歩くようになった。
まったく、やれば、できるんですよ!!! やんないだけなんです。
ステラはお説教した瞬間は神妙な顔をしているけど、その直後に涼風が吹いたら、うれしそうにくんくん、また引っ張りがちに。
風が吹いたら、もう忘れちゃうのかな?
まあ、まだ若いしね。


まったく、な、マンディだけど、これでも前よりましになったかも。
2年ほど前までは、捕まえようとしても、なかなか捕まえられないときがあったけど、最近はあきらめるのが早い。
でも、こんなことで喜んでいてはいけません。


実は、2週間ほど前から、”ヒトリはリード”の規則をゆるめた。
それがやっぱりいけないのかな。


そんなわけで、ちょっと不機嫌になった私ですが、マンディはそれをすばやく察している。
家に帰ってソファに座っている私の横に来て、あの手この手で、甘える、甘える。
可愛い顔をして、見つめてきます。
ごめんなさい、とても言っているかのよう。
マンディ、それはアンクル・Hには通じても、私には通じないよ〜。
マンディには、何処にでも連れて行けるワンになってほしいから、私はあきらめません。




マンディ:なにか....?



ステラ:ワタシ、ちょっとすっきりしたでしょう?





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