ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

やっぱり小雨に煙る、アッシュダウン・フォレスト Ashdown Forest

さて、ロンドン郊外田舎の旅はまだ続きます(今日はまたまた長いです)。
昨日とは打って変わって、ドンヨリとしたお天気。
それでも3日目の12日(火)は、アッシュダウン・フォレストを歩く日。


この森には、いろんなお勧めのウォーキング・コースがあるんだけど、まずは、先月も歩いた、Airman's Grave を含むコース
へザー(ヒース)があたり一面に咲いていました。

へザーといえば、スコットランドですが、実はここ、南イングランドでも見られるんですよね。
今日は風が強めです。MさんとKさん。

調子にのって、大喜びの、マンディとステラ。

途中で他のワンコにも会いましたが、ボーダー・コリーが、リード付きで歩いていて、Mさんの目を引きます。
Mさんも同じ犬種のミミちゃんを日本で飼っています。

きっと、あちこちに牛がいるので、フリーにしてもらえないのでしょう。

マンステは、あえて牛を追いかけることはないので、フリーにしていました。


素敵なベンチの前で、調子に乗りまくるマンディ。

マンディ:へっ、へっ、へ〜。

ステラ:ワタシはコメディアンではなく、クール・ビューティーを目指しま〜す。

ドンヨリ曇り空だったけど、何とか持ちこたえて、出発点の駐車場へ戻ったのが、約1時間半後。
駐車場の前の野原には、羊さんたちが休んでいました。



さて、もうひとつコースを歩く前に、小腹も空いてきたことだし、車で20分くらいのところにある、クマのプーさんのティー・ルームへ。
プーさんの作者のミルンさんは、息子とこのアッシュダウン・フォレストをお散歩しているときに、このプーさんのお話を思いついたそう。
この森は、プーさんの故郷でもあるんですね。


ティールームには幸い、小さいけどよく手入れされたきれいな小庭があり、雨も降りそうで降らないし、そこでクリームティーを頂きました。

何か美味しいものが来るに違いないと、目が放せないマンステ。

Kさんとマンステ。右はMさんとマンディ。ここでも、調子に乗りそうなマンディ。

このティー・ルームでは絵本をはじめいろいろなプーさんグッズの販売もしていました。


このティールームがあった村のハイストリート(日本で言う、○○銀座)は、とてもきれいにディスプレイされていましたよ。




さて、腹ごしらえは終了、森に戻り、今度はプーさんの名前が付けられたウォーキング・コースを歩きます。
これも、3.25kmほどの短いコース。
歩き始めてしばらくしたら、やっぱり、小雨がぱらつき始めました。
急いで、ジャケットやカッパを装着。
プーさんの作者と挿絵家の記念碑と一緒に記念写真。左からMさん、マンディ、Kさん。
ステラは、なんとなく、カメラマンの私の周りに。
マンディ、飽きることなく大はしゃぎ。




さて、その後、地図が分かりにくかったため、ちょっと道に迷いヤブの中を歩いたりしたのですが、そこは山歩きの友、MさんとKさん、地図を解読、偵察などをし、すぐに軌道修正ができました。
それからは、ちょっと(私にとっては)急な坂道などがありましたが、なんとか付いていけました(笑)。
途中で、黒羊の放牧地帯が。黒い点々は羊です。


1時間半ほどで、駐車場に戻り、ウォーキング終了。大雨になることもなく、よかったです。


さて、その後、ホテルに戻り、シャワーを浴びたり休んだりして、やはりホテルのレストランで夕食をとりました。
その前にちょっとした事件が。
そう、マンディです、もちろん。
旅行の間中、マンディはいつも飽きることなく、Mさん&Kさんに構ってもらおうとシッポびゅんびゅんでした。
もう、お客さん、大大大好きなんです。
夕食の時には部屋でステラと一緒にお留守番をさせたのですが、今夜は絶対にワタシも一緒にお食事、と、硬く心に誓っていたようです。
わたしがマンステにごはんを食べさせ、部屋を出る直前に大好きな、長持ちするオヤツを与えた時点では、そのそぶりは見せていませんでした。
ステラは素直に喜んでオヤツをガジガジしています。
マンディは、ドアの方を見つめていましたが、わたしが少しだけドアを開けて出ようとすると、すごい速さで外に飛び出しました。
その後は、わたしの呼び戻しは完全に無視。
マンディはすごい勢いで農場の前庭から駐車場まで駆け回り、きょろきょろしています。
探しているんです、2人を。
ついでに、看板男、クジャク君の前に行って、大声でワン!
一瞬、心臓がバクッとしましたが、ラッキーなことに、クジャク君はそのときは大きな檻の中でした。
前庭には池があり、アヒルが放し飼いになっています。
幸い、池に飛び込むこともなく、アヒルには目もくれず、MさんとKさんを求めて、裏庭方向、今度はロバさんの近くに行き、ついでにワン!
一度ホテルのレセプションに入りそうになったので、そのときもかなり焦りました。
その横に、MさんKさんがすでに居る(と思われる)レストランがあるのです。
レストランに乱入する大型黒犬、しゃれになりません。
とりあえず、そこには入らず、ホテルの周りを散々走り回ること、約10分、私には1時間ほどに感じられました。
最後には、「あっ、Mさんだ!」などと叫んで、Mさんたちが部屋の方にいる振りをして、何とか部屋に戻しました。
部屋にはいると、ステラがまだガジガジオヤツを食べていて、こっちを振り返えったものの、すぐにまたガジガジに熱中。


MさんもKさんも、レストランの窓からマンディとわたしを見たそうで、わたしがマンディを追いかけているとも知らず、「ここで放して散歩させるなんて、勇気あるね〜。」などと、うわさされていたそうです(笑)。


長くなりました。最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。




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