ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

暴動、放火、略奪

週末からロンドンがとんでもないことになっています。
あちこちで、暴動が起こり、放火、それに便乗した略奪などが進行中です。BBCの記事はコチラ


事の発端は、先週の木曜日、黒人男性が警察に射殺されたことです。
その警察の行動の理由などが明らかにされないままだったため、土曜日に北ロンドンのトッテナムというところで、最初は静かな抗議デモが始まりました。
それが、時間が経つにつれ、いつの間にか、警察への暴力になり、そうこうしているうちに、どんどんエスカレートして、お店や住宅への攻撃、放火、略奪にまで発展してしまい、その勢いがどんどん飛び火して、あちこちで同じような状況が展開されているのです。
もう、ここまで来たら、警察による黒人男性の射殺に抗議、という最初の動機は、あまり関係ないように思われます。


最近の緊縮財政による様々な予算カットが、職がない若者などの怒りをよんでいたことが根深い原因だとか、テレビの評論家はいろいろ言っていますが、とにかく、警察だけはラチが明かないのであれば、軍隊などが動員されるんでしょうか。が、いまのところ、そんなことは何も聞いていません。


マンステの地域およびご近所ではいまのところ、何も起こっていませんので、大丈夫です。
ロンドンにお住まいの日本人のみなさん、くれぐれもお気をつけ下さい。


そういえば、日本ではこのような暴動やそれに便乗した略奪って、ありませんよね。
60年代70年代の学生運動は激しかったようですが、ストリートから始まった暴動とは性質が違うし、略奪はなかったと思うし。
やっぱりこのようなことがあると、外国に住んでいるんだ、と改めて思います。


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