ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

大嫌いと言われても、気にしない(?)のんきなマンディ

週末、土曜日には、Hの昔からの友人家族が遊びに来てくれました。
ずいぶん長い間会っていなかったのですが、息子くんのアンドリューもいつの間にか8歳になり、前よりは扱いやすくなっているようでした。
以前来たときには、あまりにもきき分けがわるいため、両親が困ったあげく、マンディを脅しに使ったものでした。
「そんなことしていると、マンディが怒るよ」とか。
あまり目に余ると、わたしは「マンディは噛まないよ」と言っていたのですが。


アンドリューのおとうさん(=Hの昔からの友人)は、イギリス人だけどとてもインターナショナルな家系で、ロシアとかスイスとかほかにもあちこちの血が混じっていて、アンドリューのおかあさんは生粋のインドネシア人。
ホントにとてもいい人たちなんだけど、犬に関しては、普通のイギリス人のように、子供を犬に慣れさせようという意識があまりなかったんですね。
イギリスでは犬は公園ではフリーだし、どこにでもいるので、自分たちで飼っていないとしても慣れさせるに越したことはないんです。
でも、このアンドリューは確かにとんでもなくわがままでうるさいので、仕方なくマンディを武器に使ったんでしょうけど。
最後に来たときには、帰り際に、「マンディなんて大嫌いだ!Hなんて大嫌いだ!」と叫びながら、帰って行きました(笑)。
マンディがアンドリューに近づかないように気をつけていたんだけど、一度だけ、ちょっと目を話したすきに、マンディがソファに座っていたアンドリューの横にちょこんと座ってしまい、くんくんしながら鼻をアンドリューの顔に近づけてしまったことがありました。
火がついたように泣き出したアンドリューを見て、マンディは傷ついたような顔をして、すぐにソファから降りました。
そのころはいまよりさらに、全てのニンゲンが自分を好きだと信じて疑っていなかったので、泣かれてしまい、びっくりしてショックだったのかもしれません(笑)。


今回はアンドリューの両親もマンディやステラを武器にしなくてもいいくらいには、大人しくなっていました(が、親に「うるさい!」などと生意気な口をきいたりしていました)。
お昼ごはんを一緒に食べた後、いつもの公園にみんなでお散歩に行きました。

フリスビーを投げて遊びました。とても喜んで走り回るマン&ステと、はりきって投げているアンドリュー。


見てください、このマンディのうれしそうな顔。



このあたりまではよかったのですが、フリスビーが終わり、また歩き出して、アンドリューが棒切れを集めて持ったとたんに、問題が発生。
マンディがアンドリューが持っている棒切れをほしがって、取ろうとします。
フリスビーが終わっても、遊びモードにスイッチが入ってしまったマンディ、ゲームのつもりなんですね。
泣き出しそうになったアンドリューは、わたしに、「うちに遊びに来るときは、ぜったいにマンディを連れて来ないで!」と叫んでいました。 
見かねたおとうさんが、自分も棒切れを使ってマンディの気をそらしていました。
さっきまで泣きそうだったのに、それを見て、ちょっと面白そうだな、と思った様子のアンドリュー。



家に戻ってから、アンドリューは、少しこわごわながら、ステラやマンディを撫でようとしていました。
わたしが、「ステラのことは好きなの?」と聞いたら、「2匹とも好きだよ」と言うではないですか。
やっぱり、子供って、基本的に動物が好きなんですよね。
自分の子供のころを思い出してもそうだったし。


そんなこんなで、今回はなんとか、最後は大嫌いと言われることのなかったマンディでした。
棒切れ事件の時に言われたけど、本犬はほとんど気にしている様子はありませんでしたが(笑)。
アンドリューがもう少し大きくなったら、マン&ステと楽しく遊びたがるようになるかもしれません。


近くには鹿があちこちにいました。



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