ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

凶暴犬だった、コリーのチャンカーくん

今日はまた、一段と寒かった上に、風邪を引きかけているのですが、やはりお散歩はさぼるわけにもいかず。
外に出たら、小雪がちらついていました。
マンディの背中の上に降りているのが見えます。



公園内は2度くらいだったけど、風がなかったので、思ったよりはよかったとはいえ、シンシンと顔が冷えてきます。
でも、マン&ステにはこれくらいの寒さは全くこたえないようで、平気で走っていました。
歩き始めてしばらくすると、ボーダーコリーのチャンカーくんと、おとうさんのクリスさんが向こうから歩いてきます。
クリスさんは、10年以上前にリタイアされているよう。
チャンカーとは、マンディが通っていたしつけ教室で初めて会いました。
そのとき、チャンカーもマンディもまだ1歳くらいだったかな。


実は、チャンカーは、そのころ、とても凶暴犬で、他の犬を見たら、ガウガウとキバをむいて吠えていました。
実際、クリスさんや奥さんも何度もかまれたそうです。
マンディも、一度公園で追いかけられて、押さえつけられ激しくガウガウされたので、焦ったことがあったり。
なので、チャンカーは、みんなと一緒にクラスに参加することはできず、端っこでクリスさんと奥さんといっしょに隔離されていました。
それでも、見学することで、他の犬や人間に徐々に慣れさせることができますからね。グループのクラスのあと、個人指導をうけていたようです。
チャンカーは、女の人には特に吠えたりはしなかったのですが、男の人が嫌いで、とくに、なぜかHのことが特別に大嫌いでした(笑)。
もう、牙をむいて、今にも飛びかかりそうな勢いで、吠えまくっていました。
ところが、なぜかわたしのことはそのころから好きだったみたいで、公園で会ったりすると、シッポを振りながら近づいてきて、わたしの横に座るので、「きゃ〜、来ないで」とも言えず、コワゴワなでたりしていました。
もう、腰が完全に引けてましたけどね。


そのしつけ教室の訓練士のマイクさんは、軍人あがりだった人で、そのような恐いワンも恐がらないでしつけをしてくれたそうです。
もちろん、クリスさんもしっかりと、お散歩と教わった訓練をおこたりませんでした。
あれから4年ほど経ち、クリスさんとマイクさんの訓練のかいあって、今ではわたしも恐がらないでなでることができるようになりました。
クリスさんのことが大好きで、焼きもち焼きだけど、ちゃんと言うことを聞くようになったようです。
でも、この4年の間に、マイクさんもクリスさんの奥さんも病気で亡くなってしまいました。


いまではチャンカーとフタリ暮らしになってしまったクリスさん、この子がいてくれて本当によかったと言っています。
でも、先日Hが「チャンカーをなでても平気かな?」と聞いたら、「なでない方が無難だよ」と、クリスさん。
また、嫌いな犬種の犬には、やっぱりおそいかかりそうになったりするようです。
まだまだ、ちょっとあやしいところのあるチャンカーくんだけど、今ではマンディには頭が上がりません(笑)。
そこで、ステラと遊ぼうとするんだけど、途中でガウガウがしつこくなるので、ステラもあまり遊びたくない様子で、すぐに無視。
やっぱりいまのままじゃ、女の子にはもてないかも?

チャンカーくんも、カメラがあまり好きではないみたいです。
それにしても、ちょっとぽっちゃりしすぎ?

前に撮った写真で、もっといいのがあったように思うので、探してみます。


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