ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

キャ、キャンタ〜!!

昨日、乗馬のレッスンに行ってきました。


あ、その前に、その前の週の金曜日のレッスンのことを、少しだけ。
Cさんとシエナちゃん。


この日は、シッティング・トロットが中心。
シエナちゃんは、ネバダちゃんと違って、そんなに脚を必死に使わなくても動いてくれるので、楽チン。
わたしの身体の上下の跳ねが激しくなってきたら、もっと背中を後ろにそらすように、と言われます。
シッティング・トロット→ウォーク→シティング・トロットの移行がスムーズにできなくてはいけないのですが。
トロットからウォークになるとき、スピードが落ちるためか、つい、わたしが前のめりになりがちで、そうすると、シエナちゃんは歩くのを止めてしまうので、意識して背中を後ろに引くようにと。
そのあと、鐙を上げて(使わないで)、シッティング・トロット。
片方の端でサークルした後、そのまま、反対側でサークルを描く練習。
数字の8の字のような感じ。
これが、また、う〜ん、上手く曲線になりません。
シエナちゃんの首がまっすぐになっているので、よくない、と。
いつも長い首が(身体も)進行方向に少し曲がっていなくてはいけない。
右に曲がるときには、右の脚を強くするように、と。


そうこうしているうちに時間が来て、おしまい。
前回のレッスンの最後に、次にキャンターのさわりをやりましょう、と言われていたんだけど。
でも、連日の雨で足元がちょっとぬかるんでいたし、レッスン中にも小雨が降っていたので、トロットだけで、ちょっとホッとしました。


写真は、公園で見かけたお馬さんたち。
後ろのオジさんはヘルメットをかぶってないし、前の人もトップハット風。

つづきは、下の、続きを読む、からどうぞ。)
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(以下、つづきです)
さて、昨日も、やっぱりちょっとだけジメジメ。
でも、先週ほどではなかったし、なんとか雨は降っていませんでした。
Cさんとネバダちゃん。


いつものように、ウォークから始めて、トロット。
ネバダちゃん、またも(!)、2,3回、反抗して(?)止まってしまったけど、こっちも慣れっこになってきましたからね。
Cさんに言われたとおり、脚を強くして、ムチをピシッと当てたら、何とか動き出しました。
ムチの当て方が上手くなってきたのか、昨日は前よりいい音が出たかも。
ネバダちゃんよ、おかげで、ムチの使い方が少し分かってきたぜよ!


ライジング・トロット。diagonals に注意。
下をチラッと見て、正しくなければ、2ビート続けて座って変更。


そして、シッティング・トロット。
キャンターはシッティング・トロットから始めるので、これが安定してできないとよくないらしいのですが。
は〜、でも、やっぱり、少し続けていると、だんだん鐙(あぶみ)がズレていき、外れそうになるので、困ります。
カカトが下がっていないんだろうけど。
毎ビート、脚を締めるどころか、鐙をちゃんとキープできない。
う〜ん、これ、何とかしたいですね、まったく。


とはいえ、それが完全にできるようになるまでは、待っていられないわけで。
さあ、キャンター(駈足)を少しだけやってみましょう、と、Cさん。
うっ、いざとなるとちょっと緊張しますよ〜、やっぱり。
とりあえず、まずは安定して座っていられるように、外側の手で両方の手綱を持ち、内側の手でサドルの中央前部の盛り上がっているところを、しっかりつかむように、と。
ふと見ると、Cさんはいつのまにか、例のなが〜くて細いふにゃふにゃのムチを手にしています。
今日は、キャンターの乗りごごちがどんなものなのか経験するために、Cさんが発進させてくれます。
が、一応、わたしも合図を聞いたら、脚をバンと大きく叩くように、と(結局、それどころじゃなくて、やんなかったけど、ははは)。


Cさん「シッティング・トロットで進んでコーナーに来たら、わたしが『キャンター』と合図を出します。
心配しないで、サドルをつかんでいれば、落ちません。背中をそらして。前かがみにならないように。
しばらく進んだら、トロットの合図を出すので、腰を浮かしてライジング・トロットを始めて。」


で、指示通りに手を配置して、シッティング・トロットでコーナーに来たら、Cさんが、
「ワン・ツー・スリー、キャンター」と合図を。
そのとたんにネバダちゃん、突然(当たりまえか?)、走り出しました。
ドヒ〜〜〜。
いえね、はたで見ていたら、きっとたいしたスピードではないのかもしれないのは想像がつきますよ。
でも、ライダーにしてみたら、いや〜、は、はやい!
それになんといっても、上下の落差が思っていたよりもずっと大きい。
トロットみたいに短期間に上下するのではないけれど、ぐぉ〜ん、ぐぉ〜ん、と、ゆっくり、でも大きく上下に動くんですよね。


この動き、なんだか、ジェットコースターに乗ってる気分でした。
ハイ、....ちょっと、大げさに言ってますよ。
でも、ホントに子供のころ大好きだったジェットコースターに乗っている気分をちょっとだけ思い出したのでした。
いや〜、もし、いま12歳だったら、楽しくて夢中になったことでしょうね。
ワクワクしたに違いない。
でも、それから思いっきり何十年もたっているいまは、残念ながら、わっ、落ちたら大変、と言う気持ちが先に働くのでした。


とはいえ、短い間だったし、サドルには片手でつかまっていたし、ホントに落ちそうにはなりませんでした。
ただ、予想外のおおきな、ぐぉ〜ん、ぐぉ〜んに、かなりビックリして、ビビッタだけです。
最初の2回は、私が前かがみになってしまい(あんなにダメって言われていたのに....)、トロットに移行できず、少しして止まってしまいました。
3度目。
コーナーに来て、Cさんが「ワン・ツー・スリー」と言っただけで、キャンターと言う前に、ネバダちゃんがいきなりキャンターを始めてしまい、びっくりしたけど、なんとか前よりは前かがみにならずにすみました。
(ネバダちゃんって、やっぱり、いま、何をしているのか、ちゃんと分かっています。)
前かがみになっちゃったら、今より速く走るかもしれないので、いけない(ん?、ギャロップと勘違いするってことかな?そ、それはコワイ)。
それと、トロットにするときには、わたしがライジングしないと、ネバダちゃんはずっとキャンターと思ってしまうかもしれない、とCさん。


ただ、その後、トロットをしてても、なんだか、ネバダちゃんはやたらと速いんですよね。
実は、ちょっと前から、次の生徒さんが馬に乗ってアリーナの横で待機していたんです。
そのため、他の馬が目に入って興奮してしまったらしい。
で、とりあえず、初キャンターはそれで終わりになりました。
トロットでトラックを少しまわって、ウォークで終了。


長くなりました。最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
(といいながら、まだ書いていますが)
この日は、ネバダちゃんはにんじんがいつもにも増して美味しかったよう。
こっそり、シエナちゃんにも一切れあげてしまった。


事務所に戻ったら、Jさんの子犬のモーガンちゃん(いま、11週目くらいかな?)がクレートから出て、フリーでいました。
とても落ち着いている子で、わたしがお座りの合図を手で出しただけで、ちょこんと座って、「ナンでちゅか?」って顔をします。
ほにゃ〜、この眼で毎日、ここに来る人たちを悩殺してるに違いない。
他の成犬といっしょにパブなどに行っても、一緒に床に伏せてじっとしているらしいです。
どこかの黒いストームのようだった誰かさんとは、大違いですね。