ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

腰をゆっくり浮かす

話がと〜っても古くなりますが、クリスマス前の最後の乗馬。
Cさんとネバダちゃん。


ネバダちゃん、またも、途中で歩かなくなりました。
わたしのかかとの後ろのあたりに、ムチを当てるように言われて、そうしても、ダメ。
でも、いつものように、Cさんが長いムチを持って近づいてくると、急にイソイソと歩き出します。
まったく〜。
Cさんが近づいて来るだけで、スピードまで速くなっていったりして(ハァ〜)。


Cさん「いま、トロットが速すぎるとおもいませんか?
トロットは、シッティングのときもライジングのときも、一貫して、同じスピードでなくてはいけません。」


はい、でも、どうやって...?


Cさん「遅くなったときは、脚を強めればいいですよね。
速すぎるときにはどうしますか?」


わたし「え〜っと、コブシを少しぎゅっと握ります。」
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(以下、つづきです)
Cさん「そうですネ。でも実は、それ以外にも方法があるんですよ。
腰を浮かすのを少し遅くするんです。」


わたし「えっ?わざとずらすんですか?」
Cさん「そう。いままでは、こちらが馬の上下の動きに合わせて、腰を浮かしたり下ろしたりしてましたね。
これからは、速すぎると思ったら、ライジングのテンポを遅めにして、自分で馬の速さを調節するのです。


はぁ〜、そんな手があったとは!!
今までは、馬の動きに合わせようと、練習してきたわけですが。


で、言われたとおりにやってみたら、確かに、スピードが落ちます。
でも、もちろん、いつもできるわけじゃなく、できるときもある、といった調子です。
下手をすると、スピードが落ちすぎたりするときもあるので、微妙なタイミングが必要なよう。


20メートルサークル。
前よりは、マシになってきてるけど、まだまだ。


移行。
ライジングトロット→シッティングトロット→ウォーク、そして3、4歩歩いた後にすぐにまたトロットを始める練習。
これの繰り返し。
シッティングトロット→ウォークのとき、手綱を引っ張らないで、上体を後ろにそらすだけでいい、と。
それと同時にコブシを握る。
このとき、わたしはバランスを崩して、つい前のめりになりがちで、そうすると、馬が止まってしまうので、なるべく上体が動かないように、注意。
停止から歩き出すときも、コブシを前に出そうとして、一緒に上体も前に出がちになるので、それもいけない。
これからは、手綱をなるべく使わないで舵取りをする練習をしていく、ということです。


さて、レッスンも終わり、ネバダちゃんをアリーナから外に出したら、この日は、
若い女の子ではなく、珍しく、オバサマ風の女性がお迎えに来てくれました。


でも、その女性に手綱を渡しても、ネバダちゃんはわたしから離れたくない様子。


もちろん、わたしが好きなんじゃなくて、ホラ、お仕事したんだから、ニンジンくださいな、と、急になれなれしくなるんですね。
わたしの腕を鼻で突つきます。
ニンジンを持って、あとからネバダちゃんの部屋に行くと、待ってましたとばかりに、鼻をぐいぐい。
ぽりぽりと、美味しそうに食べます。
女性は、ネバダちゃんを大事そうに撫でています。


彼女に、「もしかして、ネバダはあなたの馬ですか?」と聞いたら、
「ううん、違いますよ。でも、彼女はわたしの一番のお気に入り。
わたしは、ネバダのママ、ってとこかしら。」


なるほど。で、結局、この女性は、いったい、何者?
ここでお給料をもらって働いている人には見えないし、やはり、馬のお世話をするボランティアさんなのか?
確かに、ただひたすら馬が好きで、お世話がしたい、と言う人も結構いるようなんですよね。


わたしもちょっとはお世話をしたら、ネバダちゃんも、わたしになつくようになるのかも??
(でも、鞍が重過ぎて持ち上げられない....)


写真は、ちょっと古いけど(真冬の今は、このあたりの草は全部枯れて、茶色になってます)、公園で見かけたお馬さん(の、後姿)。
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