ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

ネバダちゃんが速くなっちゃったら...

先週は、その前にクリスマス休みを挟んだため、2週間ぶりに馬に乗りました。
Cさんと、クッキーちゃん。


クッキーちゃんも休み明けで、ちょっとやる気がなさそう。
それでも、なんとか歩かせたけど、トロットは始めたくない様子。
で、例のごとく、Cさんが長いムチを持って近づいてくると、いそいそと始めます。
Cさんだったら、ムチを見せるだけで始めるんですよ、まったく。


ライジング・トロット。
だんだん速くなってくるので、腰をゆっくり浮かして、速度をおとす練習。
ところが、クッキーちゃんは跳ねが激しいので、上手くリズムに合わせられなくて、5秒ほどシッティング・トロットになってしまったり、反対に立ちっぱなしになってしまったり。


移行の練習。
ライジング・トロット→シッティング・トロット→ウォークで3秒歩いて、すぐにシッティング・トロット→ライジング・トロット。
(つづきは、下の、続きを読む、からどうぞ。)
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(以下、つづきです)
しばらくして、Cさんがムチを置いてアリーナのコーナーに立っていても、クッキーちゃんは一応やってくれます。


Cさん「ほら、もうわたしが何もしなくても、クッキーはあなたの指示通りトロットを始めてますよ。」
でも、わたしの指示が効いているのではないんですよね、実は....
わたし「あの〜、クッキーはあなたがトロットと言うのを聞いて、トロットを始めてるんだと思うんですけど。」
Cさん「ははは、じゃあ、わたしはしばらく黙ってますね。」
わたし「いいえ、黙ってなくてもいいです。なにか、言ってくれてもわたしは全然気にしないので(というか、言ってください)....。」(笑)


それから、Cさんは何も言わなかったけど、クッキーちゃんはちゃんとトロットを始めてくれました。
でもね〜、きっと、Cさんからの無言の圧力があったからに違いない。


そして、今週は、Cさんとネバダちゃん。
この日は新しく買ったムチ(ネットで9ポンドで購入)を持って行ったんだけど、このムチは今までのより弾力があり、いい音が出る、ということが使ってみて分かりました。
ネバダちゃんも例のごとく、ときどき止まってしまい。
Cさんから、ムチをもっとしっかり使うように言われ、それでは、と使ってみたら、いつものよりかなりいい音が出たのでした。
ムチと同時に脚を使うことを忘れないように、と。


さて、いままでも、よく、「いま(馬との)コンタクトが取れていない」と言われるときがありました。
手綱が少しダランとしてしまって、「手綱をもっと短く!」と。
自分ではまったく気が付いていなかった(←そんなことばっかり!)んだけど、どうも、停止から歩き出したり、ウォークからトロットにしたりするとき、わたしは手綱を握る手をゆるめてしまうクセ(?)があるらしい。
それで、馬が首を動かしたときなどに手綱を前に取られてしまい、手綱が長すぎる状態に。
少しだけ、ピンと張りを感じるくらいじゃないと、いけないらしいんですが。
この張り加減(これが微妙)をキープするのが大変。
ずれないように手綱を小指で挟むんだけど、よくその指がゆるむようだし、親指を手綱の上に置いたはずなのに、いつのまにか、立っていたり(もちろん、指摘されて気が付いたんだけど)。


で、手綱の張りをキープできたとすると、今度は、脚がもっと有効に効かなくては、馬は止ってしまいがち。
なので、ますます、脚の働きが大事になります!と。
この、手綱のコンタクトと脚のコンビネーションが微妙で難しい。
ブレーキとアクセルを同時に上手に使いこなして、上手くスピードを調節する感じかな。
ちょっと違うけど、たとえば、車の運転(マニュアル車)で言ったら、バイティング・ポイントを作り出すようなもの、だそうです。


さらに、停止したり、スピードを落とすときに、手綱に頼りすぎるのはよくない。
コンタクトは必要だけど、手綱を引っ張ったりしないで、遅くした方がいい。
それには、上体を後ろにそらす。
ライジング・トロット中には、腰を浮かす速度を遅くする、など。


この日は隣のアリーナで他の馬が運動をしていたので、金網を挟んでその馬と隣合わせになったりすると、ネバダちゃんのトロットがどんどん速くなります。
そこで、おおっと、コブシをぎゅっと握って、上体をそらすと、今度は遅くなりすぎて、止ってしまったりするんですよね、これが。
「遅くなってきたら、すぐに脚を強めて馬が止らないように!」と。
でも、止っちゃったり、なんとか、続けられたり。
なるほど、これは微妙です。
何かの拍子に、わたしのコブシが上がってしまい、結果的に手綱を引いたことになると、やっぱりネバダちゃんはぴたっと止まってしまうのでした。
また、遅くなりかけても、脚を上手く使えたら、普通の速さでトロットを続けられたときがありました。
でも、ほんの2回だけ(ははは)。


最後に、手綱を長くしたまま、アリーナをぐるっと2周。脚はちゃんと使います。
コーナーでは、肩を進行方向へ。
止るときも、上体を後ろにそらすだけで、手綱は引かない。
それでも、なるほど、ちゃんとネバダちゃんは止るんですよね。
生意気なだけではないんだわ〜。


さて、ネバダちゃんの部屋に戻って。
今日は、ビシッとムチを使ったので、ネバダちゃん、ちょっと怒ってるかも?と思っただけど、それどころか、逆にいつもよりも親しげでした。
もちろん、ニンジンが美味しいからなんだけど。
ムチのことは、気にしてないよう(笑)。
向かい側に、クッキーちゃんがいて、わたしには?って顔をしていたので、つい、一切れだけあげました。


今日はお世話係が、例の天本英世さん似のオジさんでした。
(最初のころは、髪型が晩年の天本さんそっくりで、とても痩せているのもあってか、おじいさんだと思っていたけど、実はまだそんな年ではないみたい。)
天本さんがサドルを馬からはずしてドアの上に置いたので、持ってみました。
あれれ、今回は、軽い!前はとても重かったのに。なぜ?
そういえば、前回は、とても寒い日でネバダちゃんはコートを着ていたんです。
あのコートをサドルと一緒に持ったので、とても重かったんだ、と気がつきました。
ふう〜、と一安心。
サドルだけなら、軽い。問題なく持ち上げられます。
持ち上げたので、そのまま、馬具をしまっておく部屋まで持って行きました。
今度から、このくらいのお手伝いはして、ちょっとは、そういうことも覚えた方がいいのかな。


写真は、新しく買ったムチ(上)と、いままで使ってきたムチ。
写真では、シナリ具合がわからないんですが。
どちらも長さは70cm 弱で、値段は10ポンド前後というお手軽さです。
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