ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

プルル〜ン、やる気満々のヌーヴィー

今週の乗馬。
まず、火曜日。気温4,5度。
小雨が降りそうだったけど、なんとか持ちました。


Cさんとネバダちゃん。
いつものように、ウォークから始めて、ライジング・トロット、シッティング・トロット。
20メートルサークル。
トロットに勢いがないときが多くて、「この速度では、ネバダはキャンターはしてくれませんよ〜」と、Cさん。
脚が足りないし、手がブレブレだし。う〜ん。


ところが、いざ、キャンターを始めようとすると、ネバダちゃんのトロットが速くなってきます。
どころか、ちょっと速すぎ。
ネバダちゃんは、いままで何度も同じことをしてきたと思うので、雰囲気でキャンターの練習だと分かるんでしょうね。
(つづきは、下の、続きを読む、からどうぞ。)
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(以下、つづきです)


そうかい、やってやろうじゃないの!って気分になるのかも?


シッティング・トロットから始めて、コーナーの少し手前で、
片手(内側)で鞍の前の方の盛り上がってるところを握り、外側の手で両手綱を握り。
Cさんの「キャンター」の合図で、両脚でポンとネバダちゃんの横っ腹を軽く蹴ります。
一瞬ちょっとガクンと下がって、キャンターが始まるんだけど、わたしが自分でも気がつかないうちに手綱を引っ張ってしまうらしく...、
そうすると、すぐにトロットに戻ってしまうんですね。
で、そのトロットがまた、とても、は、速い。
そういうときには、シッティングは無理なので、必ず、ライズ(腰を浮かす)するように、と言われます。
それでも、まだ、速すぎ。
で、コブシをぎゅっと握って調整。
ところが、握りすぎると、止まってしまう。
脚を同時に使うのも忘れないように、と。


キャンターが始まったら、ぜ〜ったいに、手綱を引っ張らないように、と言われ、そのときは、分かったと思っても、知らないうちに引っ張ってしまう...、やれやれ。
力が抜けないんですよね。
コーナーでは、当然だけど、身体を進行方向へ向けなきゃいけないんですが。
じゃないと、「そのまま真っ直ぐ進んだら、事務所に突っ込んじゃうわよ」とCさんに言われてしまい。
このターンが、なぜか(というか、やっぱり)、できにくい。
柵の目の前で、ネバダちゃんが自分で止まってくれたこともありました(冷汗)
まったく、ネバダちゃんもCさんも、わたしのような初心者を教えるのは、大変だといまさらながら、同情します(って、ヒトゴトではないのですが)。


キャンターの合図が出る前に、ネバダちゃんはキャンターを始めてしまったことがあり(やっぱり、やる気が出てくるらしい)。
そのときは、わたしは鞍につかまる暇がなく、普通に手綱を両手に持っていました。
ところが、知らないうちに始まって緊張する暇がなかったからか、力が抜けて、全然前のめりにもならなくて、楽チンでした。
Cさんにも、いまのが、一番よかったと言われたし。
最後に、ライジングトロットで、速さを調節する練習を少しして、おしまい。


この日は、見慣れない女の子がお世話係。
鞍とブライドル(頭絡)をはずし、タックルームにしまい、最後に、コートを馬にかける手伝いをしました。
この子はテキパキと、いろいろ説明してくれて、しかも、ブライドルについているベルトの名前まで教えてくれました(覚えていないけど...、ゴメンナサイ)。


さて、そして昨日のレッスン。
気温は6度くらいあり、最近寒かったので、暖かく感じられるほど。
この日はわたしが到着した時に、ちょうど、馬の運搬をしようとしていたところでした。
それで、アリーナの近くに、馬が入る大きなトレーラーがあって。
これが、刺激になってしまったのか、アリーナでヒトリで休んでいた若い牡馬が急に、暴れだしました。
いや〜、びっくり。
前足で地面をかいたかと思うと、急に、全速力で走り出し、頭を激しく振ったかと思うと、飛び跳ねたり。
厩舎に連れ戻しに来たお世話係りのCちゃんは、「わたしは連れてかない」と言って、きびすを返して戻って行きました。
そりゃ、そうでしょうね。下手したら、大怪我するはめになりそうだし。
この馬の持ち主で、ここでインストラクターもしているPさんを呼びに行った様子。
ふと、振り返ると、わたしのインストラクターのCさんが来ていて、
「今日のあなたの馬は、この子ですよ」とさらっと言うので、笑ったりしているうちに、Pさんが来ました。


Cさんがミントかなにかのトリートを柵越しに与えながら馬を落ちつかせてるうちに、美味しいものがたくさん入ったバケツをPさんが持って来て。
それをCさんが与えている間に、Pさんがゆっくりとアリーナに入っていって、食べ物に夢中になってる馬の頭にハーネスをかけました。
やっぱり、鍵は食べ物なんですね、馬も。
落ち着くと、とてもおっとりしていて、きれいな馬です。
さっきの暴れ方がウソのよう。


で、そのアリーナでわたしのレッスン。
馬は、暴れん坊小増、ではなく、ネバダちゃん。


この日は、特に、コーナーを曲がるときや、円を描くときに、馬の頭や首がそっちの方向へ曲がっているか、意識するように強調されました。
確かに、Cさんに言われるように、ネバダちゃんの頭や首を見ると、直線になってたりします。
う〜ん、これじゃ、いけない。って、いけないことばっかりですが。
でも、前よりましになってきたのか、トロットでコーナーを曲がるときなどに、前のめりになって止まってしまうことはなかったです。
ただ、「いまのターンは、あまり訓練が入っていない馬だったら、止まってましたよ」と言われたことがあったけど。


鐙あり、そして鐙無しで、シッティング・トロットを。
やはり、手がブレすぎるよう。
「あなたの手がブレるたびに、ネバダの口の中のハミが引っ張られて、ネバダの動きにストップがかかってしまいます。
できるだけ、手を動かさないで」と。
それがね〜、難しい。
上半身もできるだけ、動かさないで、静かに。動くのは、脚だけ(しかもしっかり)。
って、簡単なようで、できない。
脚を強くと言われたら、つい、上半身にも力が入って、腰などが動いてしまうんですよね。


最後にキャンター。
あ〜〜〜、やっぱり、手綱を引っ張ってしまいがち。
そして、またも、トロットがとても速くなるネバダちゃんでしたが。
この日は、手綱をぎゅっと握って、減速、あっ、止まってしまいそう、と思ったときに、脚をポンと入れたら、
お〜〜〜、ちゃんといい速さでトロットを続けてくれました。
ネバダちゃんって、やっぱりちゃんと訓練されてると、納得。
キャンターの練習は、あまり進歩がないけど、それでも、慣れてきたのか、緊張がほぐれてきました。
やっぱり、姿勢が崩れるし、前のめりになりがちだし、まだまだ先は長いけど。


前々回、シエナちゃんが「キャロッツ」という言葉に反応して(?)興奮しすぎたので、お世話係のBさんに迷惑をかけました。
この日もBさんが来てくれたので、ニンジンを持たないで部屋に連れて行ったら、おとなしく馬具を取らせてくれたネバダちゃん。
でも、その後、ニンジンを持って行くと、待ってましたとばかり、首を伸ばしてきて、喜んで食べます。
ぽりぽり美味しそう。
ネバダちゃん、へたくそを乗せるのは面白くないだろうけど、がまんしてね。
(自分が馬だったら、スクーリングの初心者用の馬じゃなくて、上手い人を乗せて公園や森に出る馬になりたいですよね〜、絶対に。)
でも、ニンジン効果がますます高まってきたようで、このところ、ニンジンをあげた後、ナデナデしてもフッと横を向いたりしなくなりました。
目がにっと、笑っているようにも見えるし。


あ、タイトルの「ヌーヴィー」は、ネバダちゃんのニックネームです。


写真がないので、唐突ですが、年末のオリンピアのホースショーで撮ったビデオをリンクします。
(大音量にご注意ください)
[http://www.youtube.com/watch?v=EYUQTQslZWE:movie]
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