ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

崖っぷちは歩けない!

湖水地方でのホリデーの続きです。
火曜日の朝、山歩き好きのH(オット)が、今日はどうしても、Blea Tarn の周りの山を歩いてみたい、と言いだしました。
インフォメーションセンターで買った、薄っぺらで、なんだか信用できなさそうな、ガイドブックを見ながら。
時間的には、2時間から2時間半(確かに、そのガイドブックにはそう書いてある)。
ただし、坂道が多いとのこと。
でも、山の頂上からはきれいな風景が楽しめるらしい。
そう言われると、このような風景(↓)が漠然と頭に浮かんできて、行くことに。

(写真は、実際に上っている途中で撮ったものです)


最初に、その Blea Tarn という湖でマンディを遊ばせました。
(Tarn というのは、山の中の小さな湖のことらしいです。)
下の写真の真ん中あたりに見える、ゴマのような、黒白茶の点々は、牛。

マンディはなにしろ、水さえあればうれしくてしかたがないようで。

すいすいと、アシカのように泳ぎます。

(つづきは、下の、続きを読む、からどうぞ。)
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(以下、つづきです)
この、真剣な顔!!
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ステラは例のごとく、浅瀬をバシャバシャと歩いているだけでした....(やっぱり、永遠に泳げないのか??)。
下の写真。左端に子牛の頭がふたつ見えますね。
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さて、湖での遊びが終わったら、本格的に歩き始めます。
こういう、岩がごつごつした山というか高い丘の頂上をめざします。
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上の写真はある程度上ってから撮ったんだけど、ふもとからは結構な距離がありました(わたしにとっては)。
しかも、困ったことに、道はごつごつした岩だらけで、かなり急な坂道。
ちなみに、Hはしっかりと登山靴を履いてましたが、わたしは、今回のホリデーでは雨が多いだろうと予測し、長靴でした。
もともと、山登りをするつもりはなかったし。
たしかに、靴底には簡単な登山靴くらいのグリップが付いてるものだったけど、やはり、本当の登山靴と違って、岩に当たると、フニャっとして歩きにくい!
しかしHは、勝手に、どんどん先を行きます。
よくジョギングをしているおかげか、持久力はあるようで、これくらいの坂道は全然平気なようです。
遅れ気味になるわたしを、時々振り返って見てたり、時には戻ってきて大丈夫か確認してくれるのは、マンディとステラでした。

犬って、グループで行動するのが好きだから、グループの誰かが見えなくなったりすると、とても気になるようなんですよね。


途中で休みながら、ついでに写真も忘れずに撮りました。
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そのうち、やっと頂上に到着!
お〜、やはり、素晴らしい眺め。
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マンディとステラも満足気。
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一応、わたしも本当に登ったという証拠写真を。
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やれやれ、後は、この山を降りて、湖のところに戻るだけだ、という安堵感。
ところが、ん?なにやら、深刻に、信用ならないガイドブックを読んでいるHさん。
... イヤな予感....
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そして、予感的中。
これから、さらに、2つほど、横に並んでいる山を越えてから、ぐるっと回って、湖に戻るというではないですか。
反対すると、マンディもステラももっと歩きたいはず、と、痛いところを突いてきた...。
で、仕方なく、そうすることに。
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ところが、他の山の方向に降りていくうちに、だんだん、道がなくなってきました。
さすがの、マンディとステラも、ひるむの図。
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その横には、すでに自分は降りてしまい、犬たちをそそのかすオジさんが。
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しばらく、二の足を踏んでたマン&ステでしたが、なんと、意外や意外、ステラが飛び降りた!
泳げないくせに、こういうのは平気なのか?!
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そして、意外と用心深い(?)マンディ。考え込んでしまってます。
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この時点で、後ろから付いてきていたわたしは止めましたよ、当然。
それに、自分だって、そこを通り抜ける自信はなかったし(笑
この下は10メートルもなかったものの、かなり急な崖だったし、落ちたりしたら、きっと、ごつごつの岩に身体をぶつけて、犬もニンゲンも病院行きになりかねません。
すると、Hは、なんと、「大丈夫だよ」と言いながら、無理やりマンディの脚を引っぱるではないですか!
なんということを!
おびえたマンディは、イヤがって、後すざりしてます。
無鉄砲に見えても、自分の能力を分かってるのかも。
この時点で、わたしは怒り心頭に達し、「やめーぃ」と叫んでしまいました。
すると、Hは、ほら大丈夫だよ、こうやって行けばいいから、と、そのままヒトリで先に行って見せましたが。
こんなですよ。しかも、わたしは、長靴(笑
おばあちゃんになりかけてるマンディにも、ちょっとキツイって、分からないのが不思議です。
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絶対に、ちゃんとしたパスがあるはずだから、と、マンディとステラを引き連れて引き返したら、しぶしぶHも戻って来ました。
ステラは、わたしが怒った時点で状況を察して、なんと、ジャンプしてもとの岩の上に戻ってました。
アジリティのときに、その瞬発力を生かしてくれい、と思ったのは、ホリデーホームに戻ってからのこと。


少し引き返してから、それっぽいパスを見つけて、落下の危険がないところを進むことができました。
それからも、上ったり降りたり、の繰り返しでしたが、なんとか、無事、湖まで戻れて、ひと安心。
結局、わたしがノロノロだったせいもあり、2時間半どころか、4時間かかってしまったのでした。
マンディとステラは、戻ってごはんを食べたら、即、熟睡でした。
確かに、楽しんでくれたようで、よかったです。
それにしても、Hに犬を任せるのって、なんだか不安なんですよね〜、こんなことがあるから。
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