馬が、助けてくれる
乗馬日記、続きます。
先週、金曜日。いつもの乗馬学校。
Jさんと、馬はシエナちゃん。
写真は、本文とは全く関係ありません。
ブッシー・パークという、いつもの公園の近くにある、これまた大きなロイヤルパークで、乗馬のレッスンをしてました。
気持ちよさそう。
さて、わたしのいつもの学校には、アウトドアのアリーナだけがあり、インドア・スクールがありません。
そして、このところの雨続きで、もう、アリーナはビショビショ。
特に、四隅のうちの一角には、小さな水たまりがいくつかできてます。
なので、シエナちゃんは、そこを通りたくない。
でも、無理にでも、行かせるしかありません。
アリーナを大回り、と言っても、長方形ではなく、へんな楕円形になってしまうのですが、まあ、仕方がない。
彼女なりに、がんばって(がまんして)そこを通ってるのが、分かりました。
シエナちゃんは、とても素直で従順な子です。
後半、キャンターをやるようにと、Jさんから指示が出たとき。
う〜ん、この地面でやってくれるのかな〜、って思ったけど、意外と、簡単に始めてくれました。
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ただ、濡れてるところは通らないように、その前の直線40メートル弱だけでいいと。
その後はトロットに戻って、また、次のコーナーでキャンター→直線。
ところが、地面が濡れてるので(←言い訳ですね、はい)、わたしもちょっといまひとつ安心できなくて(というか、そうじゃなくても、ははは〜)、バランスを崩しがち。
でも、トロットに戻っても、止まったりしないこと。
勢いのあるトロットを続けながら、体勢を整えます。
そうやってるうちに、わたしもシエナちゃんも、それなりに、調子が出てきました。
お、シエナちゃんも、やる気がでてきたみたい。それが背中から伝わってきます。
うん、楽しいね、シエナちゃん。
犬や馬と一緒に何かをやって、うまく行くと、心底楽しい。
シエナちゃんは、特にキャンターを始めるときなどに、首を急にがくんと下げて、次の瞬間にヒュンとあげるときがあるので、こっちは、おっとっと〜、となったりするんですが。
でも、それは、特に今日は気合いを入れてるように感じられたし、わたしも慣れてるし大丈夫。
そして、次のコーナーでキャンターに入ります。
で、そこに近づいたときに、よし、外側の脚を後ろにずらして、と思ったら....、お〜、合図を出す前に、キャンターを始めてくれたのでした。
そうですね、ライダーの合図なしに、キャンターを始めてしまうのは、本当はよくないんですよね。
でも、さ、合図を出そう、と思ったその瞬間に、間髪を入れず始めてくれて、わたしとしては、なんだか、感激してしまったのでした。
ツーカー、っていうか(古い?)。
わたしの気持ちを読んだんでしょうか?
.....いえいえ、それはいいように考え過ぎかも。
キャンターの練習のときは、いつもコーナーでキャンターに入る、と分かってるので、このあたりで始めよう!と習慣的に始めただけなのかもしれない。
それに、もしかしたら、自分では何もしてなかったつもりでも、無意識に脚を押していた可能性もある。
でも、でもね、やっぱり、あれは、シエナちゃんが、わたしの気持ちを察して、「Kさん、ココでキャンターしたいんですね、じゃあ、まかせてください、やりますよ〜」と、思ったんです。
うん、絶対に、そうに違いない。
そう、あの瞬間、なにか、一瞬、ピンと感じるものがありました。
なんて、やさしくて、素直でいい子なんだろう、シエナちゃん。
下手っぴのわたしを、助けてくれて(または、協力してくれて)るんですね。
下馬してから、ありがとう〜、って、ほっぺたと首をなでたら、長い顔をわたしの腕に寄せてきました。
か、かわいい....。
やっぱり、感謝されるとうれしいよね。
実は、「ニンジンがほしいから、がんばりました、早くちょうだい」って言ってたのかもしれないけど(笑
それにしても、脚はリラックスして、下になが〜く伸ばす、これ、まだまだ、できてません。
キャンターを続けてると、いつの間にか、足が上がってきて、鐙(あぶみ)から外れそうになる。
これを、なんとかしなくては。
ず〜っと、これ、言ってますよね(笑
力を抜いて、モンキーになる、のが大事。
それと、Jさんに注意されたのは、これも毎度のことだけど、わたしの肩が固い、と。
もともと、肩こり症なんですけど、それは、関係ない?
肩もリラックス。肘もリラックス。背骨もすべてリラックス。
あ、腹筋は使わなくてはいけないんでしたね。
重心を意識する。
下の写真はもちろん、シエナちゃんではありません。
デビルズ・パンチボール(サリー)で、年末に見かけた野生のポニー。
表情が、人間に飼われてる馬と違って、野生っぽいですね。
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