ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

色とエネルギーにあふれている、ホックニー展(ロンドン、ロイヤル・アカデミー)

ロンドンはピカデリーサーカスの近くにある、ロイヤル・アカデミー・オブ・アートで、いま、デビッド・ホックニーの風景画展(David Hockney RA: A Bigger Picture)が開催中です。
ものすごい人気で、なかなかチケットが手に入らず。
まめにロイヤル・アカデミーのサイトを覗いていたら、先週、こっそりと、限られた日時時間帯に入場可能なチケットのみ販売を再開していたので、あわてて購入、火曜日にようやく見ることができました。



平日の日中だというのに、とても混んでいて、人気のほどがうかがえます。
今回はホックニーの故郷のヨークシャー地方を題材にした大きな風景画が目玉です。

もう、圧倒されました。リッチな色使い、力強い筆さばき(筆にかぎらないけど)、そして、サイズ。
おお〜っきい〜!!もう、それが何枚も何枚もあるんですよ。
あれだけの大きさのキャンバスを塗りつくすには、かなり大量の絵の具を混ぜなければならないはずで、また、それを今度はキャンバスに乗せなくてはならない(これが仕事のメインですよね)、並大抵の気力と体力ではないはず。
74歳、バリバリの現役。しかも、iPadなどの新しいメディアも使いこなしていらっしゃいます。
iPadでこんなに、面白く描けるんですね〜(もちろん、ホックニーだからだけど)。
ホックニーは近年、iPadをスケッチブック代わりにも使っているらしい。
画材を持ちあるかなくても、色つきの絵が出先でもさささっと、描けるわけです。手も汚れず、ゴミも出さず。
う〜ん、すばらしい。
油彩とiPad以外にも、水彩とチャコール画も少な目ですが、展示されていました。
これまでは、ホックニーはポートレートが面白い、と思い込んでいたんだけど、いやいや、風景画もとても楽しめました。
やっぱり、天才はすごい。
したのビデオでは、会場の中の様子が撮られているので、絵の大きさやその場の雰囲気がわかります。

わたしのチケットは午後3時から入場可のものだったんだけど、6時閉館なので余裕で見れると思っていたら、結局、閉館まで残ってしまいました。
6時に追い出されるような感じでアカデミーを後にしました。


わたしがこのチケットを買ったのは、ちょうど1週間前くらいで、そのときには、3月もまだ多少の日時が指定されていたのですが、さっき見たら、もう、3月はほぼ完売、4月9日までなんだけど、最後の1週間くらいは毎日夜中の12時まで開館することにしたようです。
夜の入場のチケットだったらまだ残っているようですよ。
それと、会場に着いたら、当日券とフレンズ〔会員〕用の入り口には長い列が外までできているけど(多分、当日の方はかなり待つでしょう)、前売りをネットで購入している人は、そのまま建物の中に入り、一番左側の、「Fast Track」の列にならべば、ほとんど待たないでチケットをもらえます。


うちに帰ったら、ごはんの時間が遅れてしまったマン&ステが、狂喜乱舞して迎えてくれました。


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