ポートレートのクラス
昨日は、ポートレート(お絵描き)の日だったので、セントラルまで出かけました。
今度の先生は、時々デモをして、実際に自分で描いて見せてくれるので、それは面白いけど、基本的に、自由にやってください、という方針。
白人男性だけど、長〜い、ちょっと金色に染めたドレッドロックスを、時々振り回しています。
写真の中のあとの二人は、モデルさんたち。
こういうアートの先生をやるのって難しいだろうな〜、と思うのは、教える内容などにあまりはっきりした基準がないことですよね。
しかも、成人学級の場合、特にお年寄りなどは、こうしたほうがいいと言われても、みんなが、はい、わかりました、と納得してくれないところです。
「わたしはこのやりかたでやるから」っていう、頑固な人も多いかも。
でも、人によっては、もっと、きっちりと指導してくれるように望む人もいるわけで。
なかなか、大人にビジュアルアートを教えるって、大変だろうなと思います。
教わる方も、ボーっと言われたとおりにやればいい、ってものでもないし。
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(以下、つづきです)
何ヶ月か前に取った地元の成人学校のコースの先生は、もっと年上の方で、絵の具の使い方も絵の描き方もトラディショナルでした。
絵の具はパレットの上でナイフでしっかり混ぜて、実物になるべく近い色を作り出してから、キャンバスに乗せるように、指導されました。
今度の先生は、パレットナイフ自体を使いません。
筆で、パレット上の絵の具をさっさっさと、混ぜて、すぐにキャンバスに乗せます。
当然、とても、ワイルドというか、野太くて力強いタッチ。
でも、これも、なかなかいい感じなんですよね。
また、油絵の絵の具を使う前に、アクリルで白黒の絵を描いてから、その上に、油絵の具で色を乗せる、と言うやり方を勧めていました。
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わたしは先々週は休んでしまったので、時間がなくて、アクリルの白黒の部分を省いてしまったのですが、今度機会があったら、やってみたいです。
こういうクラスでは、生徒たちもお互いにフレンドリーで、リラックスした雰囲気です。
お互いの絵を見てまわり、他の人の絵のいいところを探し出して、褒めあいます。
社交の場にもなっているんですね。
この成人学校は、コベントガーデンから徒歩10分のところにあります。
授業のあと、ちょっと買い物があったので、寄ってみました。
月曜日でも、ストリートパフォーマンスがあり、観光客などでにぎわっています。
写真の銅像さんは、生きていました。
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