ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

レッグ・イールドをキャンターで、など

バドミントンのクロスカントリーの記事は終わっていない(さらに、先週はウィンザーのホースショーを見に行ったのでした)のですが、ちょっと、ひと休み。
で、自分の乗馬の記事を、忘れないうちに、記録しておかなくては。
記録しておくと、後で自分で読み直して、ああ、そうだったっけ、と思い出すことが多く、とても便利。
右から左へ、どんどん、忘れてる、ってことなんだけど(汗


というわけで、いつもの、ティムくんとの写真を。



まず、5月の1週目。
S学校。晴れ。ティムくんとCさん。外馬場。
この日は、カウンター・キャンター(Counter Canter)の練習。
実は、カウンター・キャンターって言葉は、聞いたことはあったけど、意味を知りませんでした。


馬は右回り、左回りでキャンターをするとき、自然に内側の脚をリードにします。
その方が、馬にとって、走りやすいから。
ところが、カウンター・キャンターでは、わざと外側の脚をリードにして走らせます。
(つづきは、下の、続きを読む、からどうぞ。)


(以下、つづきです)
なぜ、わざわざ、そんな不自然なことを練習させるのか、というと、馬の身体の柔軟性やバランスなどを高める効果があるんだそうです。
また、ドレッサージュでは、カウンター・キャンターが実技に含まれてることもあるので、できなくてはいけない、とか。
なので、普通のスクール・ホースの場合は、わざわざ、これをしっかり練習させる必要は、あまりないらしい。


つまり、ティムくんもあまりやったことがないんだろうけど。
でも、まあ、どんなものだか、やってみましょう、ってことで、練習してみました。
まず、左回りでMからキャンターをスタート。リードは左脚。
Hまで来たら、対角線上にFまで進む。
そして、そこから右回りになり進むんだけど、リードの脚を右脚に変えさせないで、そのまま、左脚(外側)をリードにして、キャンターを続ける。
このように、外側の脚をリードにしてキャンターした場合を、カウンター・キャンターというそうです。


これが、また、なかなか、すぐにはできなくて、トロットに戻ってしまい、勝手に普通のキャンターになってしまったりと。
ティムくん的には、普通のキャンターの方がやりやすいのです。
でも、練習しているうちに、だんだん、少しできるようになってきました。
乗り心地としては、やはり、なんとなく、妙に変な感じがします。
ティンバー、少し身体が柔らかくなったかな?




さて、翌週。
S学校。晴れ。同じく、ティムとCさん。室内馬場。
しつこく、かわりばえのしない写真を。



ついでだけど、反対側の部屋にいるティーゼルちゃん、この日はめずらしく(笑)、かわいかったので。

いつものふてぶてしさがないでしょう?目にはお星さまが光ってるし。


この日は、ジャンプの練習(ジャンプと言っても、ほんのマネごとです。40cm弱の高さ)。
馬場の、BとEの2カ所に、低いクロスバーをそれぞれひとつずつ置いて、ひとつジャンプを飛んだ後、ぐるっと半周回って、次のジャンプを飛びます。
2つのジャンプが離れてるからって、2つ飛ぶのは簡単ではないんですよね、これが。
ひとつ目を飛んだ後、体勢を立て直して、2つめに挑むのですが、それがキャンターだと意外と距離が短く感じられて、身体がちゃんとした体勢に戻っていない間に、次のジャンプが目の前にあったりするのです。
もたもたしてると、間に合わない、って。
ひとつ目を飛んだら、すぐに、次のジャンプのために、まっすぐに、ジャンプの前まで進むこと。
ターンのタイミングも重要。
そして、飛んだら、少し長めにおしりを持ち上げておくこと。
そうしないと、サドルにおしりをぶつけてしまう。


また、ジャンプポジションは、ジャンプのほんの手前から始めること
はりきって(笑)早めにやってしまうと、馬が必要以上に早めに飛ぼうとして、ジャンプが大きくなってしまうので、よくない。
かといって、ギリギリまで待ってたら、わたしの反応が遅すぎてしまい、おしりをサドルで押し上げられてしまうはめに。
ほんの1秒のタイミングの違いが大きく影響するらしいのですわ〜。




そして、先週の金曜日。
同じく、S学校。ティンバーとCさん。雨で肌寒い。屋内馬場。
この日は、レッグ・イールド(斜め横歩?)を、キャンターでやってみましょうと。
いままでは、ウォークとトロットでしかやったことがありませんでした。


内側の脚を強くしないと、うまく動いてくれません。
でも、最後の方では、左まわりではなんとかうまく行った感じ。
全部のステップがうまく行くわけではないけど、何歩かは、できたようです(Cさんのコメントによる)。
ところが、右回りは、ティムくんが苦手で固まりやすいこともあり、うまくできにくい。
が、ちょっとだけ、できたときがありました。
わたしの脚の扶助が遅すぎたりして、効果的ではないよう。


また、ティムくんは、なぜか、直線のとき、キャンターが速くなりがち。
これは、わたしのせいかも?
ティンバーではなくてもおこりがちで、(少し前の外乗のときの、ホーリーちゃんとか)、結局は馬をうまくコントロールできないからなんでしょうけど(本当に、おしりに電池が入ってるのか?)。


Cさんは、「まず、外側の手綱をぎゅっと握りしめて(ハーフホルト)、それと同時に、脚の扶助を使って」と。
脚を入れてエネルギーを作り、それを、手綱で受けとめて、スピードをコントロールする、ってことらしいんですが。
なんだか、この表現は、気に入りました。イメージが作りやすい。
ティムくんは、とても繊細なので、ぎゅっと手綱を握りすぎると、トロットに戻ってしまいがち。
そこで、トロットに戻らないように、脚の扶助が必要なんですね。
脚と手でスピードを微調整する、って、書くと簡単なようだけど、わたしには難しい。
でも、いつか、できるようになる気もします。


車の運転を教わってたとき(マニュアル)、アクセルとクラッチの両方を使って、坂道で後ろにロールバックしないようにして、じっと停まってる練習をしたときのことを思い出しました。
イントラのおじさんは、ねちっこくてイヤミな人だったけど、あの練習はよかった。
「じっと停止して」「じゃ、5cmだけ前に進んで」とか(笑
いまは、オートマなので運転には関係ないけど、この、手綱と脚で微調整する感覚は、こんな感じかな?って。
まあ、車の方がずっと、簡単です、もちろん。


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