ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

アジリティ 4回目

昨日はファン・アジリティの練習日。
またも、小雨で煙っていたので、ウィーブ以外は室内で。
室内では、ジャンプと、トンネル、布付きトンネル。
参加犬は8匹。それを3つのグループに分けて、それぞれ、練習。


外でのウィーブの練習は、普通に1列に並んだものをくねくね通るのではありませでした。
まず、(言葉だけで説明するのが難しいんだけど)1列に15,6本まっすぐに並べたポールを、交互に1本ずつ抜いて、それをそのまま元あった位置の右側に30cmくらいの間隔をあけて、地面に刺します。
そうすると、ウィーブのポールの列は2列に分かれます。
犬は、その2列のポールの列の間の30cmくらいの間隔を通り抜けることになります。


犬を列の片端に座らせ、マテをかけて、ハンドラーが反対側の端でトリートを見せながら、犬を呼びよせます。
犬はもちろん、2つの列の間を走りぬけたら、褒められ、トリートをもらえる。外側を回ったりしたら、トリートはなく、やり直し。
すると、犬は、なぜ、この前はトリートをもらえたのに、今度はもらえなかったか?と考えて、列の間を走るともらえる!と自分で分かるようになる。
この、「自分で考えさせる」、と言うのが大切らしい。教育の基本ですね。
ステラはマテをかけたら、背筋を伸ばしシャキーンと座り、とても集中して、こっちを見つめます。あまりにも真剣な顔なので、噴出しそうになるけど、ガマン。
1,2度失敗したけど、間を通るとトリートがもらえると、分かったよう。ヨシヨシ。他の子たちもよくできた。
これが上手くできるようになったら、だんだん、2つの列の間隔を狭くして練習していき、最終的には1列になる、というものです。
なるほど、2列から始めるという、こんな練習方法もあるんですね。


布付きトンネルは、今回初めてだったけど、まず、犬を入り口に待たせて、そのあとハンドラーが反対側の布の方にまわり、布を高く持ち上げて、普通のトンネルと同じような感じにし(=中が真っ暗ではない状態+背中が布に付かない)、犬を呼び寄せて、通り抜けさせるというもの。
ステラはトリートのためなら何でもする覚悟らしく、恐がらないで、最初から通り抜けました。
また、わざわざ、チキンのモモ肉を焼いたものを用意していったカイがあったというもの。


それにしても、ステラはちょっと、お上品すぎるかもしれない?うちの子らしくないゾ〜。マンディのようなワイルドさがない。
バーをジャンプするときも、他の子達のように、ダーッと駆け抜けないで、さ、跳びましょ、といった様子で、おっとりと半分歩きながらジャンプ。
高さはしたから3つ目なので、ステラには問題ない高さなんだけど、どうも、そういう性格らしい。スカートでもはいているかのよう。
トレーナーのHさんにも、また、「ステラって、とってもレディよね〜」と笑われて。
う〜ん、レディって言われても、アジリティなんだから....。
将来、競技になったら、速く走ってくれるでしょうか??
スパニエルのスパイスちゃんなんて、まるでマンディのように、マテのときなど舌を出して目が皿になり、待ち切れなくて首が前に出てハァハァいっているけど、ステラはきりっと背筋を伸ばして、こちらの合図を待ち不動の姿勢。
呼んだら、「ハイ」と静かに答えて、では、と、ワンテンポおいてから、一歩を踏み出す感じ。
落ち着いていると言えば、落ち着いているんだけど。



いいえ、あなたではありません!
また、口を開けたまま、頭から、水溜りを走り抜けたくせに。


とりあえず、いまのところ、どの種目もできているので、ヨシとしよう、ステラ。
楽しそうだしね(トリートがほしいだけかもしれないが)。
来週は雨が降らなかったら、シーソーとか、Aフレームとかを外で練習する予定だそう。でも、なんだか降りそうな予感....。


ところで、ときどき吠えまくってうるさいフランキーちゃんのお父さんは、参加者の中で唯一の男性ですが、なんと、ティータイムのためにアーモンドケーキを焼いてきてくれました。
やっぱり、騒音で迷惑をかけているのを、少し気にしているのかも?
それにしても、手作りは美味しかった〜。
なんでも、普通のハニーではなく、なんとかという、甘さを押さえたハニーを使うのがポイントだと、普段は口数が少ない人なのに、目を輝かせて説明していました。
ケーキより、ビールの方が似合いそうな雰囲気なのに、意外や意外。


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